
高校生の時、先生によく言われたのが
「よん ろく ぱー」
何のこっちゃかというと、コーコーセイが1日に費やすべき勉強時間の目安であり、
よん→4、ろく→6、 ぱー→8 で、
平日は4時間、土日は6時間、春・夏・冬休みは8時間勉強せい! ということ。
・・・できたかって? できるわけなかったです。

これを確実に実行していたら、もんのすごく成績がよくなっていたのかなと思わなくもないですが。
そもそも勉強は費やす時間ではなく、勉強の質の問題であり、長くやればいいというものではない。
(実行できなかったイイワケではナイですよ

しかしこの『長時間やっていること』がよいという受験勉強の弊害が、社会人となっても
抜けきらず、仕事に支障をきたしているケースがあります。
某会社では、朝の朝礼時に経営理念と社訓を唱和するのですが、以前は経営理念だけであったのが
社訓が加わり、項目も10以上あります。朝のくそ忙しい時に時間をとられるのです。
内容は同じことの繰り返し。ギュギュっと縮めれば5行くらいで終わるのに。
しかもその社訓を作った(といってもどこかの社訓をアレンジしたものですが)
そこの2代目の御曹司本人が一番理解していないのが丸わかり。
単なるかっこつけなんですねぇ。
読み上げに時間がとられており、その間にお客さんから電話が入って中断され、従業員が
待たされ、これまた時間の無駄使いとなるわけです。
これぞまさしく本末転倒!?
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