【翻訳会社】インターブックスの翻訳外注ノウハウ

外国語の対応にお困りの方のために、「翻訳を外注する」上で役立つことを語っています。

翻訳会社の選び方

2020-02-27 21:45:38 | 日記
こんばんは
【翻訳商社】マンです

【翻訳商社】マンである私が
翻訳の外注先
つまり翻訳会社を選ぶとしたら…

ふと思ったので
己の思考を辿ってみました

■企業規模で選ぶ?

いや規模では選ばないかなぁ
"その規模じゃないとできない"
なんて翻訳案件
今どきそうそう無いですから

■操業年数で選ぶ?

創業からずっと働き続けている
"超ベテランで業界の生き字引"
みたいな方が対応してくれるのであれば
無いことはないですが
そんなことはほとんど無いので
操業年数では選ばないでしょう

■実績で選ぶ?

うーん
特定の業界に特化してたら
"慣れ"はあるかと思いますけど
操業年数同様
"その実績を作り上げた方が"
"対応してくれるのであれば"
ですのでやはり
実績でも選ばないですね

■対応言語(数)で選ぶ?

まあ
対応してない言語の翻訳
頼むことはできないので
よほどレアな言語であれば
その対応が可能な翻訳会社に
お願いするかもしれませんが
翻訳ニーズの八割方は英語であり
ほとんどの翻訳会社が対応可能なわけで
そうなるともう
対応言語も選択基準にならないかな

■対応分野で選ぶ?

"得意分野が特定でその実績が豊富"
ということであれば
参考に値すると思います
がやはり
"それを得手とする担当者が"
"対応してくれるのであれば"
という前提が必要ですので
残念ながらこれもあまり
大きな決定要因ではないかと

■料金で選ぶ?

これは絶対無いですね
"料金と品質が完全正比例する"
が翻訳の世界の常識ですので
料金で外注先を決めるのは
保険に入らずに車を運転するくらい
ドキドキものです
そしてだいたい
「安物買いのなんとか」
に残念ながらなります

じゃあどうするのよ?
どういう基準で
発注先決めるのよ?

ってことですよね

私なら
「コンタクトしたときの対応の良し悪し」
で翻訳外注先を決めると思います

■まずスピード

どれだけ素早く
反応してくるか

■次にヒアリング

なぜ翻訳しないといけないのか
どんな希望や制約があるのか
そのなかでどんな風に
翻訳するのがベストなのか
私(依頼主)の背景になにがあるのか
そういったことまで
一生懸命聞いてくるかどうか

■そして提案内容

あくまでもこちらを立てた上で
自社のノウハウを提供しつつ
最適なかたちに導いてくれる
そんな対応だと
安心して任せられます
「この人は期待以上に応えてくれる」
って思えますから
 
まあこれは別に
翻訳の外注にかぎったことでなく
完全に均質なスペックが保証される
以外の製品やサービスには
すべて適応する話だと思いますが
 
でもやっぱり
最後は人だと思います
 
どれほど一生懸命してくれるか
どれほど感謝の気持ちを以て
私の依頼する仕事に取り組んでくれるか
 
それが仕事の結果に
つながるのだと思います
 
申し訳ありません
本日は少々口が過ぎました
 
あくまでもひとつの
参考基準にしていただけたら
と思います

そんな偉そうなこと言っている私が
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