【翻訳会社】インターブックスの翻訳外注ノウハウ

外国語の対応にお困りの方のために、「翻訳を外注する」上で役立つことを語っています。

AI翻訳で伝わりますか?

2020-05-01 09:59:23 | 日記
こんにちは
【翻訳商社】マンです

外国語を日本語に翻訳するのは
なにかを知りたいとき

日本語を外国語に翻訳するのは
なにかを伝えたいとき

がほとんどだと思います

(「なにかを知って誰かに伝える」といったことを含むとややこしいので、今回は敢えて二者間でたとえます)

なにかを知りたいとき
その目的を達成したかどうか
つまり"わかったかどうか"を
判断するのは自分もしくは
自分側の関係者なので
さほも難しくはありません

しかし
なにかを伝えたいとき
どうでしょうか

伝わったかどうかを
判断するのは相手であり
その相手が不特定多数である場合などは
相当困難ではないでしょうか

たとえばホームページその他WEBサイト
チラシ、カタログ、パンフレットといった
販促物全般

人口減少によるマーケットの縮小
それに伴なう外国への販路拡大

少子高齢化による採用難
それに伴なう外国人スタッフの雇用

などにより外国または外国人との接触は
これまで以上に求められており
その認識が高まるにつれ
外国語による発信も増えています

従来は日本語版しかなかったものに
英語版を加えたり中国語版を加えたり
なかには5か国語かそれ以上といった
積極的なものもあります

しかし結果はどうでしょうか
それできちんと
伝えたいことが伝わっているでしょうか
もしくは
伝わったことがわかるなんらかの結果
得ることができているでしょうか

その工程に手間が掛かり
内容確認など作業が大変なことも手伝って
外国語への翻訳は多くの場合
翻訳すること自体が目的化してしまい
その効果測定にまではなかなか
目が届いていないのが実情だと思います

考えてみましょう

たとえば貴社の日本語ホームページ
ユーザーには競合他社のそれと比較され
「仕事を依頼(購入)するかどうか」
という"良し悪し"を判断されているわけです

そして貴社はより多くの機会を得るため
競合他社よりも検索上位に食い込むため
決して少なくない予算を投じ
コンテンツの吟味、ブラッシュアップを繰り返し
一言一句を大切にメッセージ力を高め…
といった努力
日々重ねられているはずです

同じような労力
外国語のホームページにも掛けられているでしょうか

外国語になったホームページは
対象国にとっては母国語であり
なんら特別なものではありません
つまりその国の競合他社と
しのぎを削ることになるわけです

PVは増えましたか?
問い合わせは増えましたか?
売上アップに繋がりましたか?
貴社の日本語ホームページと比べてどうですか?

伝えたいことが伝わったかどうかは
その反応でしかわかりません

つまりその反応がなくては
目的が達成できません

どのような手段でも翻訳して公開すれば終わり
ではありません

伝えたいことが伝わるかどうか
伝えたいことが伝わったかどうか

つい忘れがちですが
日本語を外国語に翻訳するときは
その目的を最初から最後まで意識して
選択する翻訳手法が適切かどうか
冷静に判断いただきたいと思います



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