寒晴れや 鷺の白さの 眩しかり ー夢 蔡ー
真白き暦 いかに埋めなん -ピョン太ー
毎日歩いている。自宅から、粕川土堤に出て、川沿いに伊佐久沼まで歩く。沼を一周する。それから、県道沿いに帰ると、一時間・約4キロとなる。▼此のところ、西高東低の気圧配置で木枯しが吹きまくっていたが、 【三寒四温】で、移動性高気圧の中心が、真上に来た。▼ 風無く、雲なく、蒼い空、冬日和である。
国境の 山なみ白く 輝きて 遥けし彼方 希望ありしか -小鷺ー
「サア~ どうでしょうか 雪は今年も深そう!」
【沼の白鷺】 本来は、渡りをするようだが、この沼には、数十羽が棲み付いている。沼は完璧なコンクリートの護岸工事の結果、生物相は、薄い。冬は特に厳しい。餌にありつけなかったようだ。立ち尽くしていただけである。徒労感・・・が残る。
われわれと、地獄または天国との間には、この世で、最も、もろい物である生命が、介在しているだけである。 ー パスカル 「パンセ」 213-
私たちの生き方は、もろい生命体に対する配慮を著しく欠いている。自然は、急がない。急激な変化は、いずれサイクルを崩壊させる。
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