諸葛菜草叢記

 "窓前の草を除かず“ 草深き(草叢)中で過ごす日々の記

平成23年 卯年に歩く

2011-01-03 18:37:09 | 日記・エッセイ・コラム

  寒晴れや 鷺の白さの 眩しかり  ー夢 蔡ー

      真白き暦 いかに埋めなん  -ピョン太ー 

  毎日歩いている。自宅から、粕川土堤に出て、川沿いに伊佐久沼まで歩く。沼を一周する。それから、県道沿いに帰ると、一時間・約4キロとなる。▼此のところ、西高東低の気圧配置で木枯しが吹きまくっていたが、 【三寒四温】で、移動性高気圧の中心が、真上に来た。 風無く、雲なく、蒼い空、冬日和である。

      国境の 山なみ白く 輝きて 遥けし彼方 希望ありしか  -小鷺ー

     「サア~ どうでしょうか 雪は今年も深そう

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1205_012 【沼の白鷺】  本来は、渡りをするようだが、この沼には、数十羽が棲み付いている。沼は完璧なコンクリートの護岸工事の結果、生物相は、薄い。冬は特に厳しい。餌にありつけなかったようだ。立ち尽くしていただけである。徒労感・・・が残る。

  われわれと、地獄または天国との間には、この世で、最も、もろい物である生命が、介在しているだけである。 ー パスカル 「パンセ」 213-

 私たちの生き方は、もろい生命体に対する配慮を著しく欠いている。自然は、急がない。急激な変化は、いずれサイクルを崩壊させる。

 

 


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