秋田ぐらし akita life

日常のできごと、面白いこと、おいしいこと、いろいろ

史跡 尾去沢鉱山 1300年の歴史を誇る銅鉱脈群採堀跡.に行ってみる

2018年10月20日 | 日記
10月20日 以前地元の魁新報に乗っていた記事を読んで予約した尾去沢鉱山の見学ツアーに参加してみた。
10時30分からのツアー開始前にチケットを購入。@1,800円であるが、購入の際に「65歳以上ですかと」聞かれた。どうも、シルバー割引があるらしいが、残念ながら65歳まであと少し間があるので適用にならない。
DSC02628.JPG
それはともかく、時間になって、さっそくツアー開始
坑道に入る前に、案内人からここの鉱山の地盤が固いので、落盤事故が少なくしたがって、「落ちない」の縁起担ぎにお守り代わりに岩盤と鉄鉱石が入った小袋をいただきました。
その後、砂金採りとパワーストーンのアクセサリー作りに分かれて体験コーナーをしばし
私は強欲なので、砂金採りを選び、さっそく挑戦
DSC02634.JPG
砂金採りの方法を説明してもらい、しばし作業すると、何粒か、砂金がとれた。
DSC02633.JPG
記念に小さなカプセルに入れてお持ち帰り

さて、いよいよ案内人とともに坑道の中へ
DSC02635.JPG

DSC02639.JPG
ここの鉱山は一般的な鉱山と少し違い鉱床にそって掘り下げるのではなく掘り上げる、上に上に掘る方式だそうで、まさに見上げると、上に上に掘削されている。
DSC02640.JPG
照明に照らされて幻想的な空間が先に先に延びていく
DSC02645.JPG

ここは、鉱脈に沿って掘り上げる採掘方式なので、山全体の坑道の高低差が450mにもなるそうである
DSC02644.JPG

しばし先に進むと山神社が鎮座している。鉱山が現役のころはここは、工具などの修理場であったそうで、ここで先ほど作ったアクセサリーなどを神前においてお参りして、山神社のパワーをアクセサリーなどに注入してもらえるそうである。
DSC02646.JPG

そして、振り返ると酒蔵が・・
地下の安定した温度と湿度で酒がうまくなるそうで、500円で三年間個人の酒瓶をねかすことができるそうだ
DSC02648.JPG

さらに先に進むと、かつての手掘の坑道にでる。
1300年前の坑道はわからないが、江戸時代、南部藩の所領であったころの様子が人形で再現されている。
DSC02654.JPG
また、江戸時代にはこの鉱山に隠れキリシタンの人々も働いていたようで、この鉱山は差別なく受け入れていたと説明されていた。
DSC02661.JPG
最後はエスカレーターで元の売店に続く
エスカレータを上がり切ったところに
金塊が、でもこれはレプリカです
DSC02662.JPG

売店ではいろいろなお土産品等並ぶなか、先ほど坑道の中で見た日本酒が売られていたので購入した。地元の酒蔵かずの銘酒の千歳盛を坑道で寝かせたものだ。
かずの銘酒はなんでも後継者不足のため、居酒屋半兵衛を経営する会社の子会社になったようだが、飲むのが楽しみである
DSC02664.JPG

今日の見学ツアーの説明員さんの話は、鉱山の話から、尾去沢の盛衰について、戊辰戦争の話、秋田藩と南部藩の関係の話など多岐にわたりとてもおもしろかった。
最後に帰り路で見た採鉱場跡の現在
DSC02667.JPG

この界隈に鉱山関係者の長屋などがあったらしい














最新の画像もっと見る

コメントを投稿