にょろにょろです。
気が付けば、あっという間にさくらが開花寸前の状態を迎えてます。
「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」といいますが、本当にこの3ヶ月の時間の
経ち方は容赦ないです。(笑)
さて、3月の3連休は好天に恵まれ、にぎやかな冬の星空を満喫できましたが、
今、冬の夜空に大きな「十字架」が現れていることをご存知でしょうか?
この話、ご来場のお客様のウケも良かったので紹介します。
この「十字架」は、冬の大三角と木星によって形づくられていますので、誰でも見つ
けることができます。是非、南の空をご覧下さい。
冬の大三角は、オリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座の
プロキオンでしたね。
この三角形の上方にひときわ明るく輝く星が木星で、これら4つの星の並びで見事な
「十字架」が天に架かっています。
冬の大三角の形はかわる事はありませんが、木星は東側へ動いていきますので、
この「十字架」がバランス良く見られるのは、4月初めまでってとこでしょう。
木星は太陽を11.8年かけて1周していますので、再びこの付近へ戻ってくるのは
12年後の2026年3月ですから、この機会をお見逃しなく。
(星図:ステラナビゲータにて作成)
にょろにょろ