春日市白水大池公園 星の館

街中にある天文台で星空にとけ込もう

「一番星」さがし。

2012年04月28日 | 星☆の雫
「一番星」さがしは、夕方になると自然に発生するイベントで、「星の館」でも夕方になると
そのイベントは始まります。
一番星は、普通に考えるとその時に、その空にある星の中で、一番明るい星が一番星に
なる可能性が高いわけで、明るさという点で、金星や火星、木星などの惑星たちが有利です。
したがってその位置を知っている人が我先にとさがすのですが、結局は視力がものをいい、
何も知らなくても目が良い人から「みーつけた」って落ちになる、近眼のひとにとっては案外
残念なイベントといえるでしょう。(笑)
  今日は、そんな残念な空気になったとしても、星を見つけた人が、見つけられない人に誰もが
一番星に辿り着けるポール(棒)を使用した星見棒を紹介します。

これはある一定の高さをもつ対象物の先端に、星が来るように自分自身が移動し、その立ち
位置をまだ見えていない人へ教えてあげるだけという単純明快な方法です。

これが星見棒です。

Photo

金星でやってみましょう。
金星を見つけたら、ポールの先端に金星が来るように移動します。

Photo_2


Photo_4



先端と金星が合致した立ち位置が、金星を確認できる方位というものです。
あとは「ここに来ると見えるよ」と教えてあげるだけです。
(注:案内する人とされる人の身長差によって位置が前後しますので、ご注意ください。)

一番星さがしが苦手というひとにもやさしい「星の館」です。

にょろにょろ。









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日食めがね工作教室

2012年04月25日 | ニュース

5月21日(月)は日本の広い範囲で金環日食を見ることが出来ます。
日食は太陽の前を月が横切るために起きる現象です。
今回の金環日食は横切る月の大きさが太陽より小さく、
太陽がはみ出て、金の指輪のように見えます。
そのため『金環日食(きんかんにっしょく)』といいます。

A

記憶に新しい2009年7月にも日食がありましたが、
あのときは月の方が大きく、太陽と重なりました。
前回の日食では日食めがねが全国で品切れ続出となり、
肉眼で見た方が目をいためてしまいました。

太陽の光には私たちの目には見えない、紫外線・赤外線などがあり、
太陽を直接見てしまうと目を傷めてしまいます。
必ず安全な方法で観察してください。

星の館では下記の期間特別工作教室とお話会を行います。
日にち:5月3日(木)~6日(日)
時間:午後3時~4時
タイトル:食金環日食を観察しよう
材料費:100円
定員:毎日20名

Cimg0684

ぜひご参加ください。

当日参加できない方も、今後の太陽観察にもご利用いただける
日食めがねの販売も行っています。値段は1個850円。
4961607403266_2
こちらは残りわずかとなっていますので早めのお求めをオススメします。

                               よっしー

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星の館は『学べる天文台』
皆さんのお越しをお待ちしております☆

白水大池公園 星の館  ホームページ
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「星の館」のロケーション。

2012年04月24日 | 星☆の雫

今日は「星の館」がある白水(しろうず)大池公園についてお話します。
にょろは春日市には住んでいません。福岡市の方からボランティアしに来ているのですが、
ここまで来る理由のひとつにここのロケーションがあります。
これがまた結構いい感じの水景公園なのです。
この白水池は江戸時代に、水田の灌漑(かんがい)用水として作られたようで、溜池としては
春日市最大の規模とのことです。春日市のサイトによると白水大池公園は、「白水池とその
周辺に残る松林約17ヘクタールを含む緑豊かな環境で構成されおり、桜の名所としても有名で、
福岡ドームの約8倍という規模を誇っています。」と紹介されていました。
確かに今月初めの土日は桜が咲き乱れ、お客さんも大賑わいでした。
写真は、高台にある「星の館」から見た白水池の眺望です。        Photo どーです?なんかいい感じでしょ。これでも全体の半分しか写真に写っていません。
池の周りは1周約2kmのジョギングコースが整備され、また天然芝のグラウンドもあり、スポーツの
拠点となっています。にょろも初めは買い物ついでになにげに立ち寄った公園だったのですが、
多彩な景観がツボでした。
「星の館」は、この様な水と緑に囲まれた環境で星を楽しめる施設なのです。
にょろにょろ。(*^-^)ニコ

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「星の館」の天体望遠鏡。

2012年04月21日 | 星☆の雫
「星の館」にはドームに納められている立派な天体望遠鏡があります。

星の光はとてつもなく長い旅をしてやっと地球に届きます。
その美しくも儚い(はかない)光の雫を集めるのが天体望遠鏡の役割です。

天体望遠鏡には、レンズで光を集める屈折望遠鏡と、凹面鏡で光を集める反射望遠鏡
に大別できます。「星の館」の望遠鏡は屈折望遠鏡です。光を集める主役のレンズを
対物レンズといい、その直径は20cmもあります。


004






003



人間の目も屈折望遠鏡のように水晶体と呼ばれるレンズで光を集めますが、その差は
816倍にもなります。通りで暗い星が見えるわけです!( ゜ー゜)( 。_。)ウン♪

星がキレイに見えるわけは、レンズの大きさだけではなく、光の特性を補正しているレンズが
いくつも組み合わされて作られていたり、光の透過を良くするためにレンズにコーティングされ
ていたりと、目には見えない様々な技術が施されているからです。

あっ、それと運営スタッフさんの腕を忘れてはいけません。
週末は、「星の館」の運営スタッフの皆さんが、バッチリコンディションを整えて皆さんをお待ち
しております。

(よっしーさん。ちょっとハードル上げちゃいました。)

にょろにょろ





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星の館の緑のファイル

2012年04月19日 | インポート

星の館に研修室の中に星や宇宙に関する本を置いています。
絵本や天文雑誌、ちょっと難しい本と様々です。
数は少ないものの、たくさんの方が本を読んでいます。

そんな本の中に、緑のファイルがあるのですが・・・。
『知る人ぞ知る!』
というのでしょうか、
リピーターの方が手にするのをよく見かけます。

Img_3411_2

年齢は幅広く、小学生から大人まで。
実はこのファイル、星の館でボランティアをしている南さんが作成しています。
なかなかボランティアには来ることが出来ないから・・・
と資料を作って送ってくれるんです。
とても見やすくまとめられていて、見た人からは、
「他の星座についても知りたい!」
なんてリクエストが出るほどです。

昨夜来たお客さんの中に、
星の館に来るなり研修室に入る女の子がいました。

(今日は天気もよく、きれいに星が見えてるのに・・・)

と思い彼女を見てると、緑のファイルを手に取り、
真剣な表情でメモをとっていました。

Img_3409

帰る頃
「あのね、木星の衛星の数はね・・・」
とお母さんに説明している姿はとても素敵でした。
星の館に来られた際はぜひ、
研修室の中でこのファイル、手に取ってみてくださいね。

                               よっしー

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