みなさん、こんにちは。星と三日月です。
現在滞在しているパキスタンは今、全国規模の自爆テロの脅威にさらされています。
ここ一週間くらいの間に、ラホール、ペシャワール、カラチなどの大都市やその周辺で
次々とテロがあり、多くの命が失われました。
私が今滞在しているイスラマバードが次のターゲットになると予想され、
現在は警察や軍、レンジャーなどの警備も一段と厳しくなってきています。
大事なく、テロの脅威が早く除かれることを祈るばかりです。。
もちろん、祈っているだけではありませんよ!
自分の身は自分で守らなければなりませんので、危機管理はこれまで以上に厳しく行なっております。
さて、前回の「その1」から日にちが空いてしまいました。すみません。
今回は「その2」として、エジプトのルクソールで見た「星」を紹介したいと思います。
ルクソールのナイル川西岸にハトシェプスト女王葬祭殿があります。
紀元前1500年頃のハトシェプスト女王によって建てられた建築物であるとされています。
正面の建物にたくさんの柱が見えますね。その柱の間を通って、建物の中の天井を見ると、
ご覧のようにびっしりと「星」で埋めつくされています。
圧巻です。しばらくじーっと見とれてしまいました。
今から3500年も前に作られたものが、こんなに鮮やかに残っていることに驚きです。
日本の奈良県明日香村にある「高松塚古墳」や「キトラ古墳」の天井にも星が描かれていると聞きます。
機会があれば、ぜひ見て見たいものです。
では、次回「その3」でお会いしましょう!
星と三日月
※1997年に「ルクソール事件」と呼ばれる無差別殺傷テロがありました。
場所は今回紹介しました、ハトシェプスト女王葬祭殿です。
このテロで日本人などの外国人観光客やガイド、警察官のたくさんの命が奪われました。
このようなテロの脅威が世界中から排除されることを願って止みません。