春日市白水大池公園 星の館

街中にある天文台で星空にとけ込もう

「天文部の合宿」

2012年09月30日 | 星☆の雫
昨日9月29日、福岡市中央区にあります筑紫女学園高等学校 天文部の皆さんが
「星の館」へ合宿の一環で来館されました。
学校に天文部があるなんてうらやましいですね。

まずは、「星の館」のドーム内で天体望遠鏡の説明と天文ソフトを使用したスタッフによる
星空解説を行いました。
  
No_01
  
No_02
  
今日はあいにくの曇り空のため、望遠鏡が使えなかったのが残念です。
  
望遠鏡の見学のあとは、室内のモニターを使用して太陽や月の解説をスタッフから受け、
ちょっと難しい?月に関するクイズに挑戦してもらいました。
地球と月の体積の問いには計算で導こうとするなど、さすが高校の天文部らしい一面も
見せて頂きました。
  
No_03
  
No_04
  
 
そして、後半は、実際に天体望遠鏡や双眼鏡の取り扱い方を「星の館」スタッフ全員
で対応させて頂きました。
皆さん興味津々で活発な意見交換によって、より一層理解を深めていく様子が伺え
ました。
  
No_05
 
2名4班に分かれていざ開始!
  
No_06
 
「これはドブソニアンという経緯台式の反射望遠鏡です。」
    
No_07_2
 
「これは赤道儀で、北極星をセットすると自動で星を追いかけることができます。」
  
No_08
 
「双眼鏡は三脚に固定するとしっかり見えます。」
  
No09
  
「これは扱いやすいでしょう?」
    
 最後に筑紫女学園高等学校 天文部のK部長さんに今年の活動で印象に残っている
ことをインタビューしてみました。
 一番は金星の太陽面通過(6月6日)とのこと。屈折望遠鏡に投影板を装着して皆さん
でスケッチ観察をしたそうです。また最近では8月31日のブルームーン(同月2回目の
満月)で、観察の時には雲が切れ美しいブルームーンを見ることができたことを嬉しそう
に話していただきました。
 今後の抱負としては、天体写真への挑戦。
まずは月を撮影してみたいということですので是非チャレンジして綺麗な写真を撮って
くださいね。とても聡明なK部長さんでした。
  
当日は、中秋の名月の観望会となる予定でしたが、曇り空だったのが本当に残念です。
また天気が良い時に 遊び 勉強に来て下さいね。(笑)
スタッフ一同お待ちしております。

にょろにょろ



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黄道12星座シリーズ_やぎ座(山羊)

2012年09月19日 | 黄道12星座
最近 ブログが失速しているにょろにょろです。すみません。
さて、気が付くと9月も中旬。朝夕はめっきり涼しくなってきました。
黄道12星座も秋の星座へ突入です。
今回はやぎ座です。
  
星座名   :やぎ座
季節    :秋
学名    :Capricornus(略 cap)
面積    :414平方度(第12位/黄道12星座)
黄道12宮 :磨羯宮(12月22日~1月19日 トロピカル式)
  
秋の星空は夏の天の川の賑やかさが嘘のように静まりかえります。
南の空にみなみのうお座「フォーマルハウト」がポツンとひとり寂しそうです。
  
やぎ座は横に伸びた逆三角形の形をしていますが、星の館からでは形を認識することは
難しいでしょう。
ただ暗い空では、3~4等星で比較的明るさがそろっていますので、なれると案外簡単です。
それでは結んでみましょう。横に広い逆三角形ですよ。
  
Conscapa
  
正解はこちら。
  
Conscapline
  
やぎ座はギリシャ神話によれば羊飼いの神様パーンが怪物テュフォンに襲われた際に
ナイル川に逃げようとあわてて変身したところ、後ろ足だけが魚になってしまい、その姿を
見たゼウスがおもしろがって?星座にしたそうです。(笑)
  
やぎ座に関するうんちくとして、太陽系第8惑星の海王星は、1846年にやぎ座で発見され
ています。
海王星の公転周期は約165年ですので、昨年2011年でやっと太陽を1周したことになります。
そして2012年の今現在、海王星はやぎ座寄りのみずがめ座にあります。
7.8等星の暗い星ですが、望遠鏡では観ることはできますので、機会があれば観察したい
ものです。
 
次回はみずがめ座です。

にょろにょろ。






コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なんちゅうカレッジ

2012年09月07日 | 日記

星の館では春日南中学校で行われている
 「なんちゅうカレッジ」に参加をしています。
 
 5月~12月までの期間、全10回生徒たちが星の館に星のことを学びに来ます。
 講座の中には望遠鏡の仕組みをしろう、や
 双眼鏡を使ってみよう、など
 天体観測機器に実際触れていただいています。

Img_4848  
   
 天気も良く、外に双眼鏡を出して観察会。
 みんな一生懸命操作をしたり、ピントを合わせたり。

Img_4860  
 
   操作を覚えて、今度はぜひ夜も遊びに来てね!
 
          よっしー

☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆

星の館は『学べる天文台』
皆さんのお越しをお待ちしております☆
白水大池公園 星の館  ホームページ

☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ブルームーンⅡ」

2012年09月02日 | 星☆の雫
にょろにょろです。
8月31日はトミーさん解説の通り、「ブルームーン」の日でしたね。
館の空はちょっと残念だったようです。
なんとか雲の隙間から顔を出したブルームーンを捉えましたのでアップします。
とってもキレイなブルームーンでした。
 
先月8月は、1回目が8月2日で「ファーストムーン」そして、2回目が8月31日で「ブルームーン」。
私も願いをかけながら観ておりました。
写真を撮っておきましたので、ご観賞下さいませ。
  
Img_4910_4
  
季節も9月に入り、低かった月の軌道(白道)もこれからは天頂へ向けて高くなっていきます。
ますます澄み切った月が観察できますね。
お月見の季節到来です。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブルームーン

2012年09月01日 | インポート

月は29.5日周期で満ち欠けをします

そのため、1か月の間に2度満月が見れるということは、とても珍しいことです

この2回目の満月を≪ブルームーンといいます。

昨日の平成24年8月31日(金)は、ちょうど2回目の満月≪ブルームーンでした!!

星の館では夕方とても雲が多くこんな感じでした。。。

Photo

暗くなるとチラホラ雲に隠れながら顔を出してくれましたよ

ブルームーンといっても青くは見えるわけではなく『滅多にない』という意味が込められています。

ブルームーンを見ると、『願いが叶う』 『幸せになれる』と言われています。

各地にいる、トミーのお友達も写真に収めてくれたのでご覧あーれ

Photo_2

青く輝いてるようにみえますねー

Photo_4

みなさん、写真撮りながらどんなお願いごとしたのかなぁ・・・

Photo_5

↓こちらは、秋田県で見えたブルームーン!!

なまはげさんありがとうございます

Photo_6

とれもきれいに撮られてますね~

昨日のお月様は、皆さんのお願い事で大忙しだと思いますwww

まだまだたくさんの写真があったんですが、4名のお月様を載せてみました!

次にブルームーンが見ることができるのは、2015年7月です。

この日も忘れずに是非、月を見てみて下さいね

                          トミー

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする