草庵の記

弓部大動脈、腹部大動脈、腸骨動脈、冠動脈にステント11本。
私の体はサイボーグ

痛い。

2018-12-30 18:31:28 | 病のこと
今朝も4時半に目が覚めた。
苦しい。

仰臥しているのも苦しい。
窓の外はまだ闇、漆黒の闇ではない。
もう下弦からは既に欠けの大きい三日月型の月が
少し金色を残し輝いている。

しばらくすると裏の2階の屋根から明けの明星が
現れた。美しい輝きだ。
明けの明星、宵の明星と呼ばれる金星の輝きは強い。


次は5時半の目覚め、相変わらず胸が締め付けられている。
全身に倦怠感が覆っている。
まだ空は闇、月は中空まで昇っている。

今朝の最低気温は-2.2℃。
エアコンがあれば20℃以上で過ごせるものを、
この電気ヒーターでは、14℃が精いっぱい。
手術以来氷のように冷える私の体にはきつい。

8時前に仕方なく階下に降りた。
喉に痛みが出ている。

食事をして8錠の薬を飲んだ。
1錠は森〇乳業の大腸善玉菌のサプリ。
まったく効果のないサプリ。
サプリなんて信用できないことを
証明するような健康食品だった。

人生の終わりに、政治も、マスコミもサプリまでも
全く信じなくなってしまった。
何も信じられなくなって人生を終わるのは寂しい。


野菜が冷蔵庫に溢れている。
みぞおちの痛み、息苦しさを押して夕飯を作らねば!

ぶり大根と菊菜のお浸しを作るのが精いっぱいだった。
昨日の割り干し大根の松前漬けも1品加わるので十分だ。

来るべき灯油屋さんが来ない。
イラチの爺は本社に電話した。
配達の方は30日までと言ったが本社のテープには
「本日より4日まで休業します」が流れているそうだ。

それでも待った。午後1時半くらいに灯油トラックが
入ってきた。待った甲斐があった。
4日まで灯油は持たないところだった。
本社だけが休業に入ったようだった。
良かった。

それから安心して布団に倒れ込んだ。
ずっと鳩尾の痛みが治まらない。
高齢者、糖尿病患者は心筋梗塞でも痛みを感じない
ことがあるそうだ。

この程度でピリオドを打ってほしい。
やはり終わらなかった。
苦しさはつづく。

午後4時半過ぎに西側窓のカーテンが金色に輝いている。
もうすぐ日没のようだ。

カーテンの下側から淡いグレイが映り始めた。
じっと見ていると淡いグレイが上へ上へと上がっていく影。
やがて淡いグレーが全体に広がると、今度は薄い黄金色に
変わった。
夕日に照らされた雲の光の反射でカーテンが色を
変えていくのだろう。

そう言えば、夕日撮り名人のお友だち、本当に今年は
写真撮影に行かない。
あの美しい写真が懐かしい。つい昨年の今頃だった。

ひきこもりの小さなスペースからの空のドラマが
楽しく語りかけてくれる。



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