両国で開催されている「高精密複製画で綴るフリーア美術館の北斎展」に出掛けて来ました。
フリーア美術館は所蔵作品が門外不出のため、この企画展に到りました。
↓ すみだ北斎美術館公式サイト
↓ わかりやすい美術館サイト
2016年3月に九段下のイタリア文化会館で開催された「ウフィツィヴァーチャル美術展」以来のキャノンのヴァーチャル美術の観賞となります。
ヴァーチャルといってもキャノンの技術は、素晴らしく、カラヴァジョの作品はその後に観たオリジナルと区別がつかないほどです。
浮世絵や錦絵は印象派と違い、凹凸が少ないので、高精密複製画は大歓迎です。
印象的なのは、「十二花鳥図」
靴を脱いで畳に上がり、間近で観賞できます。十二ヶ月が楽しめ、北斎が描いた12月の仔犬たちがとってもかわいい。
「玉川六景図」
「琵琶に白蛇」
色彩が鮮やかで美しい❗
「蟹尽し図」
カブトガニ~大小様々な蟹がとてもユニークです。観ていて楽しい❗
「雷神図」意外とスリムな雷神で赤い稲妻がとても鮮やかです。
「波とう図」
「年始回りの遊女図」
13点の高精密複製画が、すみだ北斎美術館の常設作品と一緒に展示されています。
常設作品の中には、撮影okのもあります。こちらは、北斎と娘のお栄(葛飾応為)で、美人画では「応為にかなわない」
と北斎が言うほどの名手です。
有名な「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」
は、オリジナルと複製画が2作品が展示されています。複製画は、撮影できますよ。
解説が丁寧で、じっくり楽しめます。