渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへー線の魔術」展を楽しみました。
↓公式サイト
入り口辺りです。ライトが反射するし人々が行き交う為、なかなか上手く撮影できません。
みんなが良く知る有名作品がたくさん来日しています。
中には入るとまず目を引くのがミュシャが8歳の時に描いた「磔刑図」です。(公式サイトに載っています。)
作品はかなり近くで観賞できます。
一区画は撮影可となってもいますが、撮影は1メートル位離れてフラッシュ無しでOKとなります。
ヒヤシンス姫、ジョブ、ツタ、椿姫、ジスモンダ等々、ずらりと展示されています。
「黄道十二宮」
ライトが反射するため、横から撮しました。
「ジョブ」
「三つの季節 春、夏、冬」
「夢想」
「トラピスティーヌ」
「リュイナール・シャンパン」
「ビスケット社カレンダー ルフェーヴル=ユティル」
「絵画 連作四芸術より」
「詩 連作四芸術より」
「カサン・フィス印刷所」
「ベネディクティン」
アルコールやタバコ関係のポスターが比較的多いと感じました。
浜辺のアザミ
崖に咲くヒース
四つの宝石
エメラルド
ルビー
アメジスト
トパーズ
ミュシャの頃には写真がありますから、写真もけっこう展示されています。また、自画像を一枚も描かなかったクリムトと違い、ミュシャの油彩自画像も観賞できます。
サブタイトルの線、特に曲線が優美だし、人物の背景の花等の模様とペールカラーのグラデーションは、ミュシャならではと感じました。
ミュシャの影響を受けた多くの人々のイラストも楽しめます。
日本人では、水野英子、山岸凉子、花郁悠紀子、松苗あけみ、天野喜孝等です。
場内は20℃位で涼しく過ごせますし、肌寒い時は、会場中でブランケットを借りられます。
また、場内に置かれてある図録には、盗難防止のチェーンがついていないので、友達と一緒に見やすくなっています。
今回は久しぶりに裏側の模様まで美しいクリアファイルを買いました。