オランダ絵画の黄金時代
レンブラント・ファン・レイン
『34歳の自画像』
『死ぬまでに観ておきたい世界の絵画1001』にも選らばれたレンブラントの自画像です。
ラファエロ・サンチェ、ミケランジェロ・ブオナローティ、ティツィアーノ・ヴェチェッリオと偉大な画家は、ファーストネームで後世に残る。自分もそうありたいとの思いをこめて、『レンブラント』と大きな署名を右下に記入した自画像です。
愛妻、サスキアを得て仕事も順調な時に描かれました。
なお、レンブラントの自画像は、大塚国際美術館に数多く展示されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/f5/fdde87a0598377849763da9fa34ad3b4.jpg?1593761616)
ポーズも同じロンドン・ナショナル・ギャラリーのティツィアーノが描いた肖像画を真似ています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/d9/1cb908d5f28f376e6bb15227cee489ff.jpg?1593761648)
世界的大人気画家、ヨハネス・フェルメール
『ヴァージナルの前に座る若い女性』
フェルメール最後の絵になってしまいました。
左の窓は、夜のカーテンがかかり、室内の光りは右からと今までとは違う構成で、あれこれと模索していたのかもしれません。
隅々まで丁寧に美しく描かれています。
背景の絵画は、フェルメールも描いた『取り持ち女』なので、肉欲に対しての戒めがこめられている?
若い女性は、手前の楽器の弾き手の男性に対して、合奏を促しているのか、『もう夜も遅いのでお帰りなさい。』と催促しているのか、いつもながら、鑑賞者の想像をかきたてる絵となっています。
私は、絵にちりばめられている『夜』『若い女性』『取り持ち女』を結びつけるなら、後者の方かなと感じています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/12/3acdb8dcf1104597f67f53e87a8fcb54.jpg?1593739162)
フランス・ハルス
『扇を持つ女性』
レースの質感、美しさがすばらしいし、実物の絵は、さらに美しい!
バックを黒にしているため、余計にレースの白さが引き立っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/16/76f3935f18960b17821655c4884741d4.jpg?1593739172)
ウィレム・クラースゾーン・ヘーダ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/16/76f3935f18960b17821655c4884741d4.jpg?1593739172)
ウィレム・クラースゾーン・ヘーダ
『ロブスターのある静物』
こちらもシルクやさまざまな調度品
の質感がとても上手く描写されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/aa/5f24a3dad487be8a0dbec463e7204390.jpg?1593763935)