昨日は、保育活動に参加した双子の兄弟のお話しを紹介しました。
赤いズボンを兄弟で取り合い、
k君が譲ってあげたものの、
後でその悲しみが出てきて、えんえん泣き、
お母さんに慰めてもらったり、
代わりの赤いミニカーをもらって、
お兄ちゃんらしく立ち直ったお話しでした。
K君の、「本当は赤いズボンを譲りたくなかったよ」という気持ちが、
あふれ出して泣いてしまった時、
お母さんが、「あなたが譲ったんじゃないの!」と怒るでもなく、
「ごめんね、ごめんね、ほらおやつあげるから泣き止んで」とごまかすでもなく、
ただ、「あなたの気持ちはわかってるよ。
悔しいね。泣きたいね」と慰めてあげる。
とても素敵ですね。
K君は、素敵なお母さんの前でしっかり泣き、
心にたまった赤いズボンへの未練を
涙で断ち切ることができたんですね。
「泣くことの大切さ」「甘えることの大切さ」を
たっぷりと伝えている本があります。
阿部秀雄先生の
きっと親子が幸せになる『抱っこ法』
という本です。
ああ、親の心、子供の心はこんな風になっていたんだ、
と、すごくわかった本です。
ぜひお読みください。
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