癒しの子育てネットワーク大阪 です。
前回の子育てのはなしでは、
上手に泣けない子供のお話をしました。
今日は、気になる子供の様子で、
『急にキレたように暴れる子供』の話をします。
いつもニコニコとして、お母さんの言うことを聞くのに、
何かのはずみで急にかんしゃくを起こしたように、
物を投げたり、お母さんをたたきに行ったり、
お友達をたたきにいったり…
そんな、急に子供が怒り出したら、お母さんは戸惑いますね。
そんなお子さんは、本当は「怖いよ」「不安だよ」という言葉を言えないで、ガマンしている
頑張り屋さんが多いんですよ。
普段はお母さんに迷惑かけないように
泣いて訴えたり、甘えてすがりつくのをぐっと我慢しているうちに、
どんどん心の中の「ストレスのコップ」にストレスがたまり、
ついには、コップからストレスがあふれてしまう状態になっていしまうことが多いんです。
ストレスのコップの説明はこちらから ⇒コップ
ストレスが、心のコップからあふれてしまうと、
普段上手に表現できない感情があふれてきます。
それが、暴れたり暴言を吐いたりという行動になってしまうんですね。
こういう子供さんは、何度か支援者のもと抱っこ法で表現の練習をしていくうちに、
上手に、「不安や怖い時にママに泣いたり甘えたりできる」
泣き上手さんに変わっていきます。
泣き上手さんになると、「怖いよ」という感情をためる必要がなくなるのですから、
癇癪として感情を爆発させる必要がなくなるんですよ。
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