先日和紙を4枚頂きました。約25センチ×25センチ、淡いクリーム色、植物の繊維のようなものが混ざっています。どこの和紙だったか、お聞きしたかもしれないけれど、記憶になく(涙)わかりません。
さてさて、今年は日展制作をお休みしたので、何か余裕があります。こんなに気分が楽になるとは思いませんでした。連日の猛暑のなかで身体がだるくて気力がわかず焦っていたことを思うとぞっとします。ということで、この和紙に何か描いてみたくなりました。
何を描こう?お定まりの草花?抽象表現に挑戦してみるかな?ワクワク・・・思案中。
え?今描いている絹本は完成したのかですって?いえいえ、ちょっと行き詰まっているので、気分転換です(笑)
探し物で本箱をゴソゴソしていたら、この本が目にとまりました。好きな原田マハの「リボルバー」。読んだのはそんなに昔ではないのにどんなストーリーだったか思い出せないのに愕然としました(涙)思い出せないと気になって気になって仕方ありません。もう一度読み返して見ることにして、昨日読み終わりました。
ゴッホが拳銃で自死したのは定説になっていると思っていましたが、多くの謎が残されていて、そこに着眼した原田マハのフィクションです。それにしても、私はゴッホの話を読むと、いつも胸が苦しくなります。現在何億という途方もない値段がつくゴッホの作品も、存命中は弟テオしかその価値を認めるものはいなかったなんて!悲しすぎる。
それは、私の好きなモディリアーニも同じく存命中は認められなかった・・・悲しすぎる。
岡山日展会も、魅せられました。
原田マハさんの「リポルバー」お借りしたいです。
今度、お会いするときによろしく。