HPS Japan -チャイルドフレンドリーな医療と環境の実現のため、奮闘している人たちのブログ-

本ブログは、HPS(ホスピタル・プレイ・スペシャリスト)に係る情報を発信しています。

☆フレンチ DE ランチ☆

2010年12月21日 | 日記
クリスマスを間近に控えたある日のランチは、
まっちゃんプレゼンツ☆超~スペシャルなフレンチのコースです



この日のために、わたしはケナログをせっせと塗り、口内炎をやっつけてきました
フレンチは、高齢者でも誤嚥がないくらい、やわらか~いそうです(ほんとかな


お料理が来るのをウハウハしながら待っていると、
横には、なんだかそわそわしているもっさん

なんでも、初フレンチなんだとか


数あるカトラリーに、不安の色を隠せないもっさんですが、
お箸もすでにテーブル上に用意されていたり、
お店の方は、お料理が運ばれてきたときに、
やさしく、ていねいに説明してくださいます


コースのなかで、「うわ~っ」と思わず、声を上げたのが、こちらの野菜たちです
ベジタボーの宝石箱や~





技術がないので、あんまりぴかぴかしている様子が伝わらなくて、すみません


余計なドレッシングや味つけがなく、
野菜本来の味が、とても生きています。

野菜って、こんなに甘くて、やさしい味だったんだなぁ~と
すっごく幸せな気持ちになりました


そして、メインのお肉
これが、ヤバいんです。めちゃめちゃやわらかくて、
フレンチは高齢者でも誤嚥しないって、ほんとかも、と実感しました。
もちろんペロッと完食です


最後は。。。別腹のデザートです
デザートがカートに乗って、やってくる~☆しかも2台


デザートは、何種類でも選べるんです。いいんですかぁ。。。
この日は、とりあえず5種類を、ペロッといただいてしまいました


と、こころもおなかも別腹も、超~大満足。だけど、決して多すぎないんです。
食べられる幸せにどっぷりと浸かることができたランチでした



のぶちん

つらいこと

2010年12月21日 | 日記
皆さんは、「つらいこと」があったらどうのように対応しますか?


先日お会いした方は、「つらいことがあると必ず眠くなるんです。
起きていられなくなって、とにかく寝てしまいます。」と話していました。

それを聞いて、父が亡くなった時に、母がよく寝ていたことを思い出しました。


人それぞれ、対処の方法があるように思います。それが、生きていく上での
術を身につけるということの1つだと思います。


アメリカ流で言うと「コーピングメソッド」とでも言うものでしょうか。
(北米風に言うと、何でもちょっとかっこよく感じてしまうのは私だけでしょうか?)


私は最近、ひたすら「日が経てば、この不快な感覚は必ず薄れる」と、自分に
言い聞かせるようになりました。


思い返してみると、この念仏のようなセリフを何度も
頭の中で反芻するようになったのは、ここ数年のことです。

それまでは、言われたら言い返す、という方法で多くの場合、
火に油を注いできたように思います。


しかし、私に社会福祉を教えてくれた尊敬するT先生は、
「おまえなあ、やさしさの福祉ばかり主張しとったらあかんぞ。
義の福祉を構築せんとなあ。」といつも仰っていました。

私は、その言葉を今でも大切にしています。


人が人を援助するという行為には、やはり大義があるのだと思います。
HPSの行う援助は、HPSという職種のために存在するのではなく、
子どもの健やかな育ちのために存在するのです。

大義なき援助には終焉が来てしまうので、そのことは決して
忘れてはならないと肝に銘じています。


私の研究室の机に上には、「毎日届く気づきの言葉」という本が
お守り代わりに置かれています。

時々手にとって、先人たちの残した言葉からエネルギーを貰うのです。

先日、学生に送る言葉を探していて、こんな言葉を見つけました。


私は少しも恐れるところがない。
私はこの世界に、何事かをなさんがためにうまれてきたのだ。

                        野口英世


「おお~すご~」と思わず声を上げてしまいました。
そして少しホッとしました。

だって、野口英世さんだって、きっとこの言葉を使って、
つらい時に自分を励ましたに違いないのですから。

野口英世のような偉人に辛いことがあるなら、
私のような小さいものに辛いことがあるのは当たり前、とも思えました


生きる術は身につけながらも、自分らしさを大事にし、
これからも歩んでいこうと思います


まっちゃん