HPS Japan -チャイルドフレンドリーな医療と環境の実現のため、奮闘している人たちのブログ-

本ブログは、HPS(ホスピタル・プレイ・スペシャリスト)に係る情報を発信しています。

ヘルスエデュケーションとHPS

2010年12月22日 | 日記
補講も終わり、どんどん冬休みが近づいている今日この頃、
全く頭が回らなくなりました


3日前に仕上げると、もっさんと約束した原稿を前に、
字は読めるけど頭の中に入ってこないという
究極のボーーッと感を味わっております



昨日、第6クールの受講生に、この休み中の課題を送りました。
どちらか選んでもらっていいのですが、1つがプレイプログラムの立案と実施及びその評価で、
もう1つがヘルスエジュケーションを目的としたボードの作成です。





子どもの遊ぶ権利を示したHPS作成のボードです。
エジンバラこども病院の正面入り口に貼ってあります。




「HPSは子どもの健康に対する意識を高めたり、健康に対する理解を深めることも仕事だよ。」と
教えてもらい、喫煙に関するボードをHPSと一緒に作成しました。


実習病院では性感染症に関するボードもHPSが作り、トイレの個室にリーフレットと共においています。

「はじめは廊下に貼ってあったんだけどね、誰も立ち止まらないのよ。
リーフレットも全然減らない。おかしいなと思って、ティーンの子に聞いたらね、
廊下で立ち止まって性感染症に関するボードを見ていたら、
自分が性行為をしているかもって人に思われるし、そんなこと恥ずかしい、って教えてくれたのよ。
なるほどねって思って、トイレに移動したの。
そしたら50枚用意したリーフレットが2日でなくなってしまったのよ。」と教えてくれました。



救急外来には、飲酒に関するボードが貼ってありました。
理由は皆さんお分かりですよね。


そうなんです、英国では飲酒による若者の救急搬送が増えているんです


どんな課題が仕上がってくるか楽しみです
またお知らせしますね。


まっちゃん