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愛知の郷土料理、素朴なおやつ「おこしもの」。

2017年09月30日 | 素朴なおやつ、素朴なパン

愛知県の郷土料理、「おこしもの」。

金沢~大阪育ちのわたしも、自宅で気軽につくれるようになりました。

長久手の子どもたちは、冬から春の節句のころになると、幼稚園や保育園、小学校などでおこしものづくりをしてもらって美味しくいただいて帰ってきます。

だから、子どもたちもおこしもののことはいろいろと習っていてよく知っていて、長男が聞いてきてくれたタレの分量が、我が家の5人家族にもちょうどよくて助かってます。

分量は米粉が100gだったら、熱湯が90~100㏄くらいです。米粉に熱湯を回し入れて、菜箸などでぐるぐる混ぜて途中から手でこねるようにまぜて生地をまとめます。これをおこしものの木の型に入れて抜いてつくっていきます。

色粉をつけるのがいやだな~って思っていたんですが、保育士の大大先輩の先生にヨモギ粉やウコン、ケチャップできれいな色が付くことを教わって、家にあるものばかりでおこしものづくりのハードルが一気に下がって感謝感謝でした!

上の白いものと、左下がウコンを混ぜて黄色、下の真ん中がヨモギ粉を入れて緑色、右下がケチャップを入れてピンク色…です。

子どもたちが楽しんで色を選びながら、生地を型に入れて抜いて、オーブンペーパーに乗せました。

これを10分強火で蒸せば、完成!!!!

蒸した後にザっと水を表面にかけてツヤツヤにすることを教わり、以降そうしています!

色もきれいに仕上がるし、おこしもの同士くっつきにくくなるし…みなさんもご存じかもしれませんが、蒸しあがったものは水をかけてから、ざるなどで冷ますとよいかなと思います✨

きゃ~可愛い~♡

ほんの~りと、ウコンとケチャップのにおいがしますが、子どもたちはそれが結構よかったみたいでうれしそうでした!

長久手市の「平成こども塾 丸太の家」でおこしものづくりした来た時に、長男がタレの分量を習ってきました。

砂糖4、しょうゆ2、お湯1…です。これをよく混ぜて火を入れておきます。

この分量がちょうどよくて、毎回このたれをつかっています。このタレに、きな粉もプラスしてかけてあげると子どもたちがよろこびます。

さてさて、わたしの持っているおこしものの型は、おめでたいお多福さん。

先日、ちょうどいい米粉(菅原商店さんのです)がたくさんあったので、おやつにおこしものしようか!と急遽つくりました。

色は白のみでしたが、ほっぺただけでもピンクにしてあげればよかったですねぇ!

可愛いいでしょ~✨

ラップに包んで帰宅が遅い家族をまつお多福サン。

米粉と熱湯さえあればできちゃうおこしもの…。

このあたりのお宅では、おこしものの型を持っている方が多く、本当に暮らしにとけこんでいる郷土料理だな~と思わされます。

子どもたちからしたらおばあちゃんの世代にあたる方が持ってみえることが多いのだけど、わたしたちの世代も、これからは作り方や道具などを受け継いで、子どもたちに伝えていけたらいいですよねぇ。

最初はシンプルすぎて、へ~こんな感じなんだな~って漠然と思いましたが、やっているうちにどんどん楽しくなって、ひなまつりの頃には一度はやりたいイベントになりましたし、こうして米粉があるときなんかにも「おこしものつくろっか!」とわくわくしながら子どもたちを誘うようになりました。

今では大好きな味です。できたてをタレに付けて食べるのも大好きだし、ちょっと固くなったものは焼いて食べるんですけどこれもなかなかオツで大好きです。

なんだか肌寒くなって、蒸しあがるときの温かさがいい感じに思えました。

気温差って、体調にキますよね!みなさんも朝夕暖かくお過ごしくださいね!


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