てのしごと~ながくて風土~

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秋刀魚の煮物と、美味しい煮汁でおから。

2012年11月21日 | 農家のごはん

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秋刀魚を煮物にするときは、ホロホロになった骨ごといただきます。

基本的にコトコトゆっくり火を通したものが大好きなのですが、今は3児子育てに畑仕事に遊び(?)にバタバタとせわしい時期。

圧力なべに助けてもらうこともしばしばです。

お米は毎日圧力なべで炊いていますが、今まで他には大豆を蒸す時、秋刀魚を骨まで煮る時だけ使っていました。

今は時間のない時のふかし芋(蒸しカゴで)、おでんの大根にも使うこともあります。(ふろふき大根になると、必ずお鍋でコトコトやるんですが)子育て中の高速夕飯づくりに大いに役立ってくれています。

さて。魚を骨ごと食べる煮物っておいしくないですか?

またまた煮ものに酢を入れてやわらかく煮ます。

【材料】

・秋刀魚・・・4匹

・生姜・・・1~2片(スライス)

・酒・・・大さじ3

・みりん・・・大さじ3

・米酢・・・大さじ3

・醤油・・・大さじ3

・水・・・1/2カップ

【つくりかた】

①秋刀魚は頭とワタを取り、きれいに洗って1匹を5、6つ程度にぶつ切りする。

②圧力なべに材料をすべて入れて、フタをして火にかけて、ピンが立ったら20分加圧して、火を止め自然放置する。

・・・これで、できあがりです。

さて。

美味しい煮汁ができたら、おからなどで利用します。

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魚以外の煮物のほうが、淡い色・味わいのおいしいおからができますが、ウチの子はこのちょっと甘辛味、色の濃い魚の煮汁のおからが好きみたい。

【材料】

・大根の葉(茹でてみじん切りしたもの)・・・大根の1/2本分

・ゴマ油・・・大さじ2

・おから・・・100g

【つくりかた】

①厚手の鍋におからを入れて、さらさらになるまで炒る。

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②別の厚手の鍋を火にかけごま油を入れ、大根菜を炒める。

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③大根葉がしんなりすれば①のおからを加え、なじむまで焦げないように炒める。

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④秋刀魚の煮物の煮汁をまわし入れ、味をみる。塩気が足りなければ塩(または塩麹)で味をととのえ、水気が足りなければだし汁(水でもOK)などを加え、しっとりとした感じになるまでととのえる。

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おからって、わざわざつくるものでないなぁという気がしていました。美味しい煮汁ができた時、余り物を合わせてサササとつくって1品にする・・・という雰囲気が似合う気がします。

この大根葉は、昨日の残り。さっと湯がいてとりあえずみじん切りしておいたものです。

おからは、名古屋生活クラブで扱いが始まったばかりの飛水豆腐のおからで100g50円。量と価格のバランス、とってもいいですよね。またリピします♪

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大根の出荷も始まっています。野口のタネ、【山田ねずみ大根】。葉は、毛がなくてやわらかく、とっても料理しやすい。

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25cm程度の小ぶりな品種ですが、きめ細かで味もとっても美味しいので、気に入ってます。


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