ひしの近くには万葉集にも掲載されている柿本人麻呂さんの歌碑があったよ~
『君がため、浮沼(うきぬ)の池の、菱(ひし)摘(つ)むと、我が染めし袖(そで)、濡(ぬ)れにけるかも』
「浮沼(うきぬ)の池」は今の島根県大田市三瓶町(さんべまち)の浮布池(うきぬのいけ)とされていますが単に「沼」のことをいっているという説もあるんだって~
ひしはまだ生えてないみたいだねぇ~
どんな植物なんだろ??
「あれ??もしかしてボクは眉毛だけしか写ってない??」
『君がため、浮沼(うきぬ)の池の、菱(ひし)摘(つ)むと、我が染めし袖(そで)、濡(ぬ)れにけるかも』
「浮沼(うきぬ)の池」は今の島根県大田市三瓶町(さんべまち)の浮布池(うきぬのいけ)とされていますが単に「沼」のことをいっているという説もあるんだって~
ひしはまだ生えてないみたいだねぇ~
どんな植物なんだろ??
「あれ??もしかしてボクは眉毛だけしか写ってない??」
かきつばたの横には大伴家持さんの歌碑があったよ~
『かきつばた衣に摺り着つけますらを競ひかりする月は来ににけり』
「かきつばたは在原業平さんや大伴家持さんにも歌われた日本を代表する花の一つなんだね!!」
『かきつばた衣に摺り着つけますらを競ひかりする月は来ににけり』
「かきつばたは在原業平さんや大伴家持さんにも歌われた日本を代表する花の一つなんだね!!」
カキツバタは湿地に群生し5月から6月にかけて紫色の花を付ける植物なんだよ~
内花被片が細く直立し外花被片(前面に垂れ下がった花びら)の中央部に白ないし淡黄色の斑紋があることなどを特徴としているんだよ~
愛知県の県花でもあり三河国八橋(現在の知立市八橋とその周辺の安城市や豊田市など)が『伊勢物語』で在原業平がカキツバタの歌を詠った場所とされることに由来しているんだって~
在原業平が詠んだ歌は以下の通りだよ~
から衣
きつつなれにし
つましあれば
はるばる来ぬる
たびをしぞ思ふ
江戸時代の前半にはすでに多くの品種が成立しており古典園芸植物の一つでもあるが江戸時代後半にはハナショウブが非常に発展してカキツバタはあまり注目されなかったんだって~現代では再び品種改良が進められているんだって~
「在原業平さんの歌はすごいね~!!いよっ!!プレイボーイ!!」
内花被片が細く直立し外花被片(前面に垂れ下がった花びら)の中央部に白ないし淡黄色の斑紋があることなどを特徴としているんだよ~
愛知県の県花でもあり三河国八橋(現在の知立市八橋とその周辺の安城市や豊田市など)が『伊勢物語』で在原業平がカキツバタの歌を詠った場所とされることに由来しているんだって~
在原業平が詠んだ歌は以下の通りだよ~
から衣
きつつなれにし
つましあれば
はるばる来ぬる
たびをしぞ思ふ
江戸時代の前半にはすでに多くの品種が成立しており古典園芸植物の一つでもあるが江戸時代後半にはハナショウブが非常に発展してカキツバタはあまり注目されなかったんだって~現代では再び品種改良が進められているんだって~
「在原業平さんの歌はすごいね~!!いよっ!!プレイボーイ!!」
平城京鎮護の神様でありまた藤原氏の氏神様でもある春日大社では「下り藤」の社紋に見られるように藤の花はとても大切にされてきたんだって~
そこで藤の花を敬愛し観賞するための庭園として萬葉植物園内の南庭にも20品種、約200本もの藤の木が植栽される「 藤の園 」が設けられたんだよ~
藤の木の植栽は立ち木作りの形式をとっており藤棚のように見あげるのではなく目線で花が観賞でき、また花が外向きに咲くことで常に日の光を浴びて美しく見えるまさに自然と一体化した風光優美な庭園となっているんだよ~
現在では萬葉植物園のメインフラワーとなり藤の名所としても有名なんだよ~
「ボクのヘアースタイルのピンクと藤の紫がとっても調和してるでしょ??」
そこで藤の花を敬愛し観賞するための庭園として萬葉植物園内の南庭にも20品種、約200本もの藤の木が植栽される「 藤の園 」が設けられたんだよ~
藤の木の植栽は立ち木作りの形式をとっており藤棚のように見あげるのではなく目線で花が観賞でき、また花が外向きに咲くことで常に日の光を浴びて美しく見えるまさに自然と一体化した風光優美な庭園となっているんだよ~
現在では萬葉植物園のメインフラワーとなり藤の名所としても有名なんだよ~
「ボクのヘアースタイルのピンクと藤の紫がとっても調和してるでしょ??」
『春日大社 神苑 萬葉植物園』に行ってきたよ~
1932年(昭和7年)開園した日本最初の万葉植物園なんだよ~
万葉植物園(まんようしょくぶつえん)は植物園の一種で『万葉集』に収録される歌に詠まれる植物を植栽し観賞を主なる目的で全国各地に30以上あるんだよ~
萬葉植物園の『藤の園』には20品種・約200本もの藤の木があるんだって~
「わ~い!楽しみだね!!」
1932年(昭和7年)開園した日本最初の万葉植物園なんだよ~
万葉植物園(まんようしょくぶつえん)は植物園の一種で『万葉集』に収録される歌に詠まれる植物を植栽し観賞を主なる目的で全国各地に30以上あるんだよ~
萬葉植物園の『藤の園』には20品種・約200本もの藤の木があるんだって~
「わ~い!楽しみだね!!」
直会殿と西回廊だよ~
西回廊には3つの門(内侍門・清浄門・慶賀門)があるんだよ~
慶賀門は西回廊にある三つの門の中で南側にある門だよ~
この門は古来正式な参入門であり御蓋山を正面に望んで参入することで御本殿が出来る前から御蓋山が神様のお山であったことを感じることが出来るんだって~
西回廊の他の二つの門と異なり天井板(合天井)になっているんだよ~
現在の春日祭では勅使が藤原氏であればこの門より入ってお祭りを奉仕してくれるんだって~
清浄門は西回廊の中央に位置し現在は神職の通用門ですがかつては僧正門と呼ばれ興福寺の僧侶が参入していた門なんだって~
内侍門は西回廊にある三つの門の中で北側にある門だよ~
古くは宮中より斎女・内侍が遣わされ神様の御用をされていたんだって~
その斎女・内侍が出入りした門と伝えられているんだよ~
この制度も室町時代中頃に途絶えてしまったんだって~
「なるほど…御本殿が出来る前から御蓋山は神様のお山だったんだね!!」
西回廊には3つの門(内侍門・清浄門・慶賀門)があるんだよ~
慶賀門は西回廊にある三つの門の中で南側にある門だよ~
この門は古来正式な参入門であり御蓋山を正面に望んで参入することで御本殿が出来る前から御蓋山が神様のお山であったことを感じることが出来るんだって~
西回廊の他の二つの門と異なり天井板(合天井)になっているんだよ~
現在の春日祭では勅使が藤原氏であればこの門より入ってお祭りを奉仕してくれるんだって~
清浄門は西回廊の中央に位置し現在は神職の通用門ですがかつては僧正門と呼ばれ興福寺の僧侶が参入していた門なんだって~
内侍門は西回廊にある三つの門の中で北側にある門だよ~
古くは宮中より斎女・内侍が遣わされ神様の御用をされていたんだって~
その斎女・内侍が出入りした門と伝えられているんだよ~
この制度も室町時代中頃に途絶えてしまったんだって~
「なるほど…御本殿が出来る前から御蓋山は神様のお山だったんだね!!」
直会殿の前で藤を撮影したよ~
東を正面とする南北8間東西4間の広大な建物で素木造なんだよ~
東の2間が母屋となり春日祭には勅使・弁以下の直会の儀式が殿上で行なわれるんだよ~
平安期以降ここで法華八講が盛大に行なわれたので「八講屋」の呼称もあるんだって~
「直会殿と藤がとっても調和してるでしょ??」
東を正面とする南北8間東西4間の広大な建物で素木造なんだよ~
東の2間が母屋となり春日祭には勅使・弁以下の直会の儀式が殿上で行なわれるんだよ~
平安期以降ここで法華八講が盛大に行なわれたので「八講屋」の呼称もあるんだって~
「直会殿と藤がとっても調和してるでしょ??」
春日大社付近は桜で有名だけれども藤もきれいだよ~
藤の花の開花時期は4月下旬~5月中旬でゴールデンウイークの終盤がオススメの時期だよ~
駐車場は1000円(乗用車)で特別拝観は500円だけれども砂ずりの藤を見るのは無料だよ~
ゴールデンウイーク中は春日大社駐車場が満車になると通行規制が行われる場合があるんだって~
「付近には東大寺や興福寺や奈良公園など名所が多すぎて周りきれないかもしれないけれど機会があったら是非行ってみてね!!」
藤の花の開花時期は4月下旬~5月中旬でゴールデンウイークの終盤がオススメの時期だよ~
駐車場は1000円(乗用車)で特別拝観は500円だけれども砂ずりの藤を見るのは無料だよ~
ゴールデンウイーク中は春日大社駐車場が満車になると通行規制が行われる場合があるんだって~
「付近には東大寺や興福寺や奈良公園など名所が多すぎて周りきれないかもしれないけれど機会があったら是非行ってみてね!!」
『砂ずりの藤』を別角度から撮影したよ~
この藤の木は樹齢約800年と古く鎌倉時代後期(1309)に書かれた絵巻「春日権現験記(かすがごんげんき)」にもこの場所に藤があったことが書かれているんだよ~
花の種類はノダフジの変種といわれているんだって~
毎年穂の長さが変わるのですが近年は地面につくほど穂が長く伸びていないって言われているんだって~
花の見頃は4月下旬~5月中旬とゴールデンウイークと重なり観光客が多いので、ゆっくり藤鑑賞するには朝早く来るのが良さそうだよ~
又特別拝観(500円)では春日大社回廊内に入れるよ~
回廊内にある多賀神社にかかる藤を鑑賞することができま~す。こちらは人が少ないのでゆったりできるそうだよ~
「時間の都合上でボクは特別拝観には行けなかったよ~」
この藤の木は樹齢約800年と古く鎌倉時代後期(1309)に書かれた絵巻「春日権現験記(かすがごんげんき)」にもこの場所に藤があったことが書かれているんだよ~
花の種類はノダフジの変種といわれているんだって~
毎年穂の長さが変わるのですが近年は地面につくほど穂が長く伸びていないって言われているんだって~
花の見頃は4月下旬~5月中旬とゴールデンウイークと重なり観光客が多いので、ゆっくり藤鑑賞するには朝早く来るのが良さそうだよ~
又特別拝観(500円)では春日大社回廊内に入れるよ~
回廊内にある多賀神社にかかる藤を鑑賞することができま~す。こちらは人が少ないのでゆったりできるそうだよ~
「時間の都合上でボクは特別拝観には行けなかったよ~」