建仁寺 双龍図 法堂天井画 その２

双龍図はすごい迫力だね～
５本爪の龍が描かれているんだよ～
臨済宗や天台宗のお寺の天井には龍が描かれていることが多いけれども日本ではその龍の爪はほとんどが３本(天竜寺は５本だそうです)なんだよ～
龍を描くときには爪の数が決まっていて中国の皇帝だけが５本爪の龍を使用できたんだって～
それ以外の龍は中国が遠くなるにつれて爪の本数が少なくなり日本では3本の爪で描かれることが暗黙のルールとなっていたんだって～
勿論現在はそのような取り決めはなく誰でも自由に描くことができるんだって～
「すばらしい！！う～ん…いつまでも眺めてたい感じだよ！！でもそろそろ首が疲れてきたかも？？」

建仁寺 双龍図 法堂天井画

法堂の天井には平成14年（2002年）創建800年を記念して「小泉淳作画伯」筆の双龍が描かれたんだよ～
108畳もの大きさがありかなりの迫力だよ～
「この『双龍図』は写真じゃ伝わらないすごい迫力だよ～是非京都に来たら実物を観ることをおすすめするよ～！！」

建仁寺 大雄苑

拝観順路に従って見学するよ～
まずは法堂にむかうよ～
スリッパに履き替えをしてから法堂に行くんだよ～
方丈の枯山水式の庭園「大雄苑」の横でスリッパに履き替えるんだよ～
「その途中に『大雄苑』の写真を撮っちゃた！！あれっ？？ボクがちょっと逆光になっちゃった？？」

建仁寺 喫茶コーナー その２

もう一枚撮影させてもらったよ～
後ろにお庭が見えるね～
その後ろには広い畳敷きだね～
「そのまた後ろってまたも庭？？」

建仁寺 喫茶コーナー

許可をもらって喫茶コーナーで撮影させてもらったよ～
堂内に休憩所があるって珍しいね～
「ちょっと休憩しよっと！！」

建仁寺 風神雷神図屏風

堂内に入って目を引くのは風神雷神図屏風だよ～
暗い部屋でライトアップされていたよ～
帰りの電車内で建仁寺のパンフレットを見るまで本物だと思っていたけれどこれは高詳精デジタル複製なんだね～
教科書やかぜ薬のテレビCMでも有名だよね～
「教科書？？プリモプエルようちえんの教科書には掲載されてないけれど…ボクはどこの教科書で見たんだろ？？」

建仁寺 大哉心乎

建仁寺はほとんどが写真撮影可だったのでいろいろ撮影させていただいたよ～
これは本坊に入ってすぐのところだよ～
『大哉心乎』は栄西禅師の『興禅護国論』の序らしいよ～
「この意味は…ちょっとボクには難しすぎる…かな？？」

建仁寺 京都最古の禅寺

じゃあ本坊から拝観させてもらうよ～
拝観料金は大人５００円中高生３００円だよ～
「ボクはプリモプエルようちえんに入園したばかりだから無料？？だったよ～」

建仁寺 法堂 その２

気候はぽかぽかだったよ～
方丈には枯山水式の庭園「大雄苑」があるんだって～
「あとでお庭を拝見しながらまったり…できるかな？？」

建仁寺 法堂

明和2年（1765年）上棟なんだよ～
仏殿（本尊を安置する堂）と法堂（講堂にあたる）を兼ねているんだよ～
仏殿兼用の「拈華堂（ねんげどう）」五間四間・一重・裳階付の堂々とした禅宗様仏殿建築なんだよ～
正面須弥壇には本尊釈迦如来座像と脇侍迦葉尊者・阿難尊者が祀られてるんだって～
またその天井には平成14年（2002年）創建800年を記念して「小泉淳作画伯」筆の双龍が描かれたんだよ～
「双龍図！！楽しみだね！！」

建仁寺 最初禅窟

本坊の方丈よりの所に『最初禅窟』ってあるよ～
「何て読むんだろ？？何て意味なんだろ？？」

建仁寺 庭の松

庭には松があったよ～
「立派だね～」

建仁寺 双龍図 拝観入口

建仁寺さんにはあの有名な『風神雷神図』の他にも『双龍図』って天井画もあるんだって～
建仁寺さんは文化がいっぱいだね～
「内部の拝観は後にしてまずは外観の撮影をしよっと！！見どころいっぱいだから計画的に回らなきゃ…っと！！」

建仁寺 北側の門

建仁寺（けんにんじ）は京都府京都市東山区にある臨済宗建仁寺派大本山の寺院だよ～
山号を東山（とうざん）と号するだよ～
本尊は釈迦如来で開基（創立者）は源頼家そして開山は栄西であるんだよ～
京都五山の第3位に列せられているんだよ～
俵屋宗達の「風神雷神図」、海北友松（かいほうゆうしょう）の襖絵などの文化財を豊富に伝えるよ～
山内の塔頭としては桃山時代の池泉回遊式庭園で有名であり貴重な古籍や漢籍・朝鮮本などの文化財も多数所蔵していることで知られる両足院などが見られるんだよ～
また豊臣秀吉を祀る高台寺や「八坂の塔」のある法観寺は建仁寺の末寺であるんだよ～
寺号は「けんにんじ」と読むが地元では「けんねんさん」の名で親しまれているんだって～
よく日本最初の禅寺と言われるがこれは間違いで博多の聖福寺が最初の禅寺なんだって～
「早速いってみよっと！！」