「丸沼高原スキー場」は群馬県と栃木県の県境に位置するスキー場です。関越道、沼田ＩＣからアクセスするスキー場の中では最も奥にあります。
本日は自身、こちらのスキー場にはかれこれ通算30回程行っておりますので、レポートさせていただきます。
結論を先に申しますと、オープンの期間が関東では最も長いスキー場の１つでとても助かります。一方、緩斜面が多く、コブが少なく、近年はボーダーに人気のスキー場という印象がやや高いです。
（出典：「㈱四季倶楽部旅」さんサイトより引用）
丸沼高原スキー場の感想レポート
①アクセス ： 関越道、沼田ＩＣから38kｍで距離があります。片品村の鎌田交差点からも時間がかかり、同じ沼田ＩＣからの他のスキー場よりも遠く感じます。
駐車場は春スキーの場合、週末で朝６時前に着けば、センターハウス前のゲレンデに近い場所に停められると思います。
②雰囲気 ： ボーダーも多く明るさはありますが、自身がよく滑る「シルバーコース」、「ゴールドコース」は滑っている人が少なく、特に「ゴールドコース」はシングルリフトでやや寂しいです。
③コース ： コースは沢山ありますが、全体的に緩斜面が多く、コブ斜面も比較的少ないです。
④雪質 ： 主に春スキーのシーズンに行きますので、アイスバーンでガリガリの印象はありません。ただ「シルバーコース」は日陰で午前10時位までは硬いです。
⑤コブ（不整地） ： 有名な「シルバーコース」は途中やや急過ぎ（最大32度）、コブが非常に大きく、不規則で手強いです。いつも穴場の「バイオレットコース」から「グリーンコース」への連絡コースにできるコブを滑っています。
シルバーコースです。
（出典：「丸沼高原スキー場」さんＨＰより引用）
「バイオレットコース」から「グリーンコース」への連絡コースです。目立たないので、あまり人はいません。
（出典：「ゲストハウス ストーン・アイランド」さんサイトより引用）
他に「グリーンコース」の上から見た左端や「ゴールドコース」の上から見た右端に出来ますが常設ではないようです。
⑥混雑度 ： 上部のリフトは混みませんが、メインの「バイオレットコース」に掛かる「第５スーパーツインリフト」は滑る人が集中し、午前中は10分程並び、結構混みます。
⑦その他 ： ７：３でボーダーが多いです。
４月下旬にこちらのスキー場に行くと、遠くにシーズンを終了した尾瀬岩鞍が見え、「今シーズンも終わりか・・・」と寂しく思います。また、ゴンドラ終点から見える白根山の雪が近年、減っていように見え暖冬を実感します。
ゴンドラ終点のバックが白根山です。最近はもう少し黒いです。
（出典：「丸沼高原スキー場」さんＨＰより引用）
センターハウスが数年前に一新されて綺麗で、駐車場が無料と顧客本位のスキー場です。関東で毎年、ＧＷ迄滑れる貴重なスキー場でスタッフの方々には大変感謝しております。
この他、群馬県沼田・水上エリアのスキー場紹介レポートはこちらです。
【関東屈指のスキー場感想レポート】「尾瀬岩鞍スキー場」はどんなスキー場？
【ＩＣ激近スキー場感想レポート】「ノルン水上スキー場」はどんなスキー場？
