いや~、今日は凄い風でしたね~。皆さん、大丈夫でしたか?
さて、今日も朝から参議院の予算委員会。一般質疑だったのでテレビ中継はなしでしたが、インターネット中継で観ていただいた方もおられるかも知れません。最近、多くの方から「予算委員会でテレビによく映ってる!」と言われるようになりました。今年に入ってから前から2列目の一番端の席になったのですが、どうやら閣僚の答弁席が映る時、ちょうどその後方に映ることが多いようです。
いや、予算委員会室に座っていても、当然、いつどのタイミングでどんな感じでテレビに映っているのかは全く分からないわけです。で、一番映るのは質問者の斜め後ろの席なので、今、私が座っている席なんかはあまり映らない・・・はずだったので、結構気を許していたのですが(笑)。これからはアクビ一つも気をつけないといけません。
昨日の予算委員会では、枝野経済産業大臣の不規則発言が問題になりました。今日の予算委員会の冒頭、野党から求められて枝野大臣が改めて陳謝したのですが、その場にいた私は、個人的に枝野大臣の心情を理解できます。
ニュースでは、枝野大臣が「不規則発言をした」ということしか伝えられませんが、実際はそこに至るまでの経緯があって、野党の側にも品のないヤジや挑発、議事進行の妨げになるような行動などがあったのです。しかも、出席大臣として当然、閣僚席にいるべき枝野大臣に対して「要求してないのになんでそこに座ってるんだ!」などど言ったのですからね・・・。
大臣なんだからそれでも冷静でいるべきだ!というご意見ももっともです。でもね、ヤジられるだけヤジられて、挑発されるだけされて、結局何もいい返すことが出来ないという状態を考えていただければ、少しは心情を理解していただけるのではないでしょうか。
そして今日の予算委員会では、またしても田中防衛大臣に対する執拗な攻撃・・・。
質問者は自民党の佐藤委員。自衛隊出身ですから、まあその道の専門家です。その専門家の佐藤委員が、事前の質問通告もなく、本来大臣に聞くべき話ではない細かい話をネチネチと聞くわけです。何でそんなことも知らないんだ、とばかりに。
例えば、小宮山厚生労働大臣は、厚生・労働問題に幅広く精通した方です。でも、私が質問にたって、事前の通告もなしにILO条約の適用監視メカニズムの細かい手続きの質問をしたら大臣は答えられるでしょうか??? 答えられないですし、答えなくていいんです。そんなことは、大臣が答える話ではありません。
同じことです。百歩譲って、佐藤委員が事前通告をきちんとしていれば、政府としての見解を田中防衛大臣にきちんと説明してもらうことは可能なのです。それをせずに、困らせるための質問を貴重な予算委員会の場でして何が得たいのでしょうか?
疑問・・・です。
ということで、明日も朝から予算委員会。テレビ入りの集中審議ですので、お時間ある方はまたぜひ審議の様子をご覧下さい。