石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

青森、岩手で挨拶行動!~最後は盛岡で国政報告

2014-08-19 23:51:33 | 活動レポート

皆さん、今日も一日お疲れさまでした!

さて、私は、全国挨拶行動の二日目。今朝はまず、八戸で行動開始。午前中いっぱい、八戸で活動して、再び青森市内へ。3時半頃まで、情報労連加盟組織などにご挨拶回りをさせていただきました。

その後、新幹線で盛岡へ移動。夕方、盛岡市内で開催された、情報労連岩手県協議会、NTT労組岩手グループ連絡会、NTT労組岩手分会の三者合同会議に参加して、その中で約1時間、国政報告をさせていただきました。
 


いつもながら、皆さんにお話ししたことは沢山あるのですが、限られた時間の中でポイントを絞ってお話しをしようということで、今日は①国政の現状、②情報通信政策、③雇用・労働政策、④社会保障政策、⑤集団的自衛権の行使容認問題について、現状と課題の要点のみ、説明をさせていただきました。


質疑応答では、何人かの方々からご質問やご意見をいただきながら、中心的な課題についてさらに掘り下げた説明をさせていただきました。「アベノミクスで一般国民の生活は苦しくなっている」というご意見や、「なぜ、解釈改憲で集団的自衛権の行使を容認させることに賛成する人がいるのか分からない」というご意見は、まさにその通り。皆さんから、安倍政権の暴走にストップをかけるために、しっかり頑張れ!という熱い激励をいただいたと思っています。
 


そして、会議終了後は、役員の皆さんお一人お一人から固い握手と、「頑張れ!」「頑張ろう!」という激励の言葉をいただきました。嬉しいですね。皆さんのご期待に応えられるよう、これからもがんばります!


民主党 政策勉強会  代理出席報告

2014-08-19 15:45:10 | 活動レポート

 

クレディ・スイス証券株式会社のチーフエコノミストである白川 浩道さんから、2014年4ー6月期のGDP速報をうけての『日本経済の現状と景気見通しについて』 ご講演をいただき、出席議員との間で意見交換が行われました。白川さんの講演ポイントは以下のとおりです。

①4ー6月期の実質個人消費は、年率で19%程度の大幅な落ち込みで、消費税引き上げの反動減の想定を1.3倍程度上回っている

②この落ち込みは、駆け込み需要の代替効果ではなく所得効果、すなわち給料が上がらなかったため家計所得が増えなかったことに起因しており、7ー9月期以降に個人消費が回復する見通しは立たない。むしろ今後5四半期は、個人消費の伸びは期待できないとみるべき。

③企業設備投資は、循環的な更新投資増加局面にあるとみられ、堅調に推移する可能性はある

④輸出も、政府主導のインフラ輸出増加の効果もあって、回復基調をたどる見込み

⑤しかし、世界成長率は3%と低位安定の状態にあり、輸出や企業設備投資が期待されるほど伸びないリスクが大きい

⑥公共投資がピークアウトすると、日本経済はゼロ成長に陥る可能性が出てきた

安倍内閣や日銀からは、消費税引き上げの駆け込み需要の反動で、このGDPのマイナス幅は想定内で問題ないとの意見しか出てきませんが、7ー9月期以降も回復のメドが立たないというのがこの統計の正確な読み方のようです。

 

 


全国挨拶行動スタート!

2014-08-18 23:53:58 | 活動レポート

今日(8月18日)から、2年間かけて実施する全国挨拶行動の第一弾が本格的にスタートしました! まずは、青森から行動開始で、青森市内、五所川原、弘前、青森市内と移動して、情報労連傘下の支援組織の皆さんのところに伺って、挨拶行動を行いました。
 


そして、何と言っても今日のハイライトは、夕方、NTT労組青森分会の主催で開催された「frage青森政治学習会」でした。青森分会の若手組合員の皆さんが大勢、集まってくれて、「なぜ政治が大切なのか、なぜ政治活動が必要なのか?」というテーマで私から約1時間、お話しした後、限られた時間ではありましたが、意見交換も行いました。
 

 
みんな、本当に熱心に聞いてくれて、意見交換ではさまざまな意見や質問も寄せていただきました。「こういう学習会をぜひもっと企画して欲しい」という嬉しい意見も。ぜひ、若手の皆さん自身でもいろいろと企画を出して、定期的に政治学習会を開催していただければ、もっともっと若い世代の皆さんにも政治に関心をもって参加してもらえるのではないかと思います。

一緒に政治を創っていきましょう!

 


映画『標的の村』の三上智恵監督との対談記事

2014-08-14 15:52:50 | 活動レポート

今年6月23日(月)に、情報労連主催「沖縄ピースステージ2014」に参加した際、NTT労働組合情宣部の特別企画として、ドキュメンタリー映画『標的の村』の三上智恵監督と対談を行いました。
 

 


実は、8月9日号のNTT労組新聞に、その対談の様子が記事になって掲載されているのですが、NTT労組新聞を購読されていない方々にもぜひお読みいただきたい内容なのです。幸い、NTT労組情宣部の許可をいただけたので、以下、記事全文(PDFファイル)へのリンクを掲載しておきます。

 ・「標的の村」三上監督−石橋議員対談記事 前半
 ・「標的の村」三上監督−石橋議員対談記事 後半


詳細はぜひ記事本文をお読みいただければと思いますが、以下、簡単に背景を説明しておきます。

2012年10月1日、沖縄・普天間基地にオスプレイが配備されたこと、そしてその時に、普天間で、沖縄で何が起こっていたかを皆さんはご存じだったでしょうか?

今年になって、オスプレイが首都圏に飛んできて、住民からの反対運動が起こった時のことは、全国メディアも一部、取り上げていたので、皆さんも注目されたと思います。しかし、オスプレイが岩国基地で組み立てられ、最初に普天間に飛来してきた時のことは、沖縄以外ではあまり報道されなかったので、よほどアンテナを高くしていた人しかその時の状況は分からなかったのではないでしょうか。

ましてや、私自身もこれは映画を観て初めて知ったのですが、オスプレイが飛来する直前、オスプレイの配備に反対する県民たちによって、あの普天間基地が一時的に封鎖されていたという前代未聞の出来事のことは、沖縄以外では全くといっていいほど知られていなかったと思います。さらに、オスプレイの訓練を行うために、沖縄本島の北部、自然豊かな「高江地区」に新たにヘリパッドが建設されていたこと、その建設に地域住民の皆さんがずっと反対運動を行ってきたこと、そして、平和的に反対運動を行っていた住民が、国によって訴えられてしまったこと(いわゆる「スラップ訴訟」)などの事実は、ほとんど知られていないのではないでしょうか。

ドキュメント映画『標的の村』は、そのような沖縄の現実、日本の現実を描き出しています。そして、米軍基地問題を巡って、沖縄県民が分断され、争いに巻き込まれてしまっている残念な現実も・・・。
 


三上監督との対談では、実は、沖縄県内でも、米軍基地問題に関する真実が伝えられていない、知られていない状況も語られています。今、平和をいかに創り、育てて行くかをあらためて考えていくためにも、ぜひ対談記事をご一読下さい!


コピペ疑惑が象徴しているもの

2014-08-10 23:50:06 | 活動レポート

戦後69回目の広島、長崎の慰霊の日が終わりました。私も、短時間ではありましたが、8月4日(月)に情報労連主催の「広島ピースフォーラム2014」、8月7日(木)に「第25回長崎平和フォーラム」に参加して、全国からお集まりの仲間の皆さんと、今まさに平和を考え、平和を「創り、育てる」運動にみんなの力を結集することの重要性を訴えさせていただきました。

そんなとき、飛び込んできたのがこの報道!

なんと、広島の平和式典で挨拶した安倍総理の演説内容が、昨年のものとほぼ同じだったというのです。いや、そんな馬鹿な???と思ってネット上を探してみると、ありました。去年の挨拶文と比較してくれてるサイトが!

 ・安倍首相、「広島原爆の日」の挨拶 "去年のコピペ"疑惑を検証する(The Huffington Post 2014.08.07)

いや、まさかの本当でした。思いを伝えるのに重要な、導入部と締めの部分が昨年とほぼ同じというのは、そもそも思いなんかこれっぽっちも込められていないと言われても仕方ないでしょう。

そして、広島は、挨拶文を用意した事務方のミスで、指摘を受けてさぞかし安倍総理もご立腹だろう、長崎はちゃんと思いを込めて挨拶をしてくれるだろうと思っていたら・・・

またしても同じだったんです!

 ・安倍首相「原爆の日」あいさつ、長崎でもコピペ? 被爆者から批判も(The Huffington Post 2014.08.10)

これではもう確信犯です。というか、「昨年と同じ感じで構わないから適当に作っておいてよ」というのが安倍総理のオーダーだったのでしょうね。そして、自分で思いを入れるために加筆修正することもなく(自分の実績を語るところは手をいれたのかも知れませんが・・・苦笑)、そのまま作文を読み上げただけなんでしょうね。

安倍総理のこの態度を見れば、集団的自衛権の行使容認問題で、「国民の命を守るために」を連発している安倍総理の言葉がいかに空疎、空虚なものかが分かるじゃありませんか!  多くの人が指摘をしているように、安倍総理は単に自分の政治信条(戦争のできる国? アメリカとの血の同盟を実現できる国?)を実現したいだけで、それ以外には何の思いもないのだと。今回のこの信じがたい行為は、まさにそのことを私たちに証明してくれたのではないでしょうか?