イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

嶋津雄大選手のインタビューにびっくり

2020-01-04 09:19:25 | 陸上競技・ランニング
 昨日の箱根駅伝、10区で区間新の創価大・嶋津雄大選手。

 インタビューを聞いていてびっくりしました。
 「生まれつき目の病気で暗い所が見えなくて、冬の練習とか、朝暗くてつらいですけど、そういう障害あったりとか、一歩踏み出せない人に勇気を与える走りができたと思うので、来年、再来年も頑張る」という部分。

 暗い所が見えないという症状で思い浮かべるのは網膜色素変性症。
 インタビューのあとで、放送席のアナウンサーが、嶋津選手は網膜色素変性症ですという紹介をしました。
 
 やっぱりそうですね。暗い所が見えない、見えにくいというのは、網膜の周辺部・桿体の機能が低下するから。中心部の錐体は大丈夫で、視力としてはかなりよくても、暗い所を受け持つ桿体が機能低下で、よく見えない。錐体が機能するには十分な明るさが必要です。
 ということで、視野が狭くなるという症状も出てくるのですが、その点は現在大丈夫なのかな?

 また、光に対する配慮も必要で、特定の波長が進行に影響するということで、その波長を遮る、黄色と茶色の中間というかオレンジ色系統のサングラスをかけておられる方が多いです。周辺部からの光を防ぐために脇も覆っているタイプだったりして。
 昨日の嶋津選手は、白いキャップ着用でサングラスはしていませんでした。つばの所も白で、路面からの反射光を防ぐには黒や灰色になっている方が楽だと思うのですが、たぶん、現在はまぶしさ等の症状もないのだと思います。

 ゴールボールの浦田理恵選手がロンドンパラリンピックで金メダルをとったあと、いろいろ番組があって、網膜色素変性症であること、それを周囲に伝えられない時期があって、見えるふりをしたり、何かと苦労したことが伝えられました。

 その点、インタビューでそのことをはっきり伝えている嶋津選手は、日常生活でも困る場面は少ないのでしょうが、今後の競技生活十分気をつけて欲しいと思います。
 その上で、快走を続けてもらえると何よりです。
 
 出身は都立若葉総合高校。稲城市。
 そちらのことも知らなくて、いろんな意味でびっくりの嶋津選手でした。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (こんな記事が。)
2020-10-09 12:10:55
こんな記事が。
https://hochi.news/articles/20201009-OHT1T50068.html
返信する
コメントありがとうございます (戌年男)
2020-10-09 12:15:33
>こんな記事が。さん

コメントどうもありがとうございます。

情報ありがとうございます。
返信する

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