AKB48の旅

AKB48の旅

刹那の先

2012年08月04日 | AKB
口直しじゃないけど、もう何度目だろう、NHKBSプレミアム音楽熱帯夜版、第四回選抜総選挙を見てる。うーん、やっぱりAKBはというか、アイドルというのは「ナマ」なんだなと実感。今この瞬間の刹那の存在なんだな。ああ、それって生命そのものじゃないか。

真夏SGがようやく腑に落ちたかな。この曲はけっこう前に向かって、未来に向かって投げられた曲なんだなと納得できたように思う。選抜人数の大杉感、曲調や歌詞の大味感、あらゆる点での「過剰」感から、本当にありがとうございましたな感想しか持てなかったんだけど、これを狙ってやってたんだとしたら、今更ながらだけどあらためて秋元康、凄すぎる。

すべてを計算なんてできるとは思わないけど、あらゆる「過剰」感が、一歩前、一歩先でちゃんと着地してると表現すれば良いんだろうか。今更ながらにぴたりとはまった感じ。最初からこっちを想定していたとしか思えないJセンター。もうこれしかないって。重すぎるように思えた楽曲も、人大杉感も、単にテレビの枠に収まらなかっただけのことで、こうやって選抜総選挙という祝祭空間には、見事に栄えてる。

そして何度聞いても、メンバーのスピーチが心に刺さる。みんなすばらしい人生を歩んでるんだな。