AKB48の旅

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「秋元康にとってのスター性の伸びしろ」

2019年03月03日 | AKB
復活を遂げた平手友梨奈 不安定キャラも秋元康の想定内?

冒頭に前田敦子との比較を挙げたが、あっちゃんも相当マイペースで、野放図な振る舞いをするタイプに見えたが、平手も方向性は違えど同じタイプに思えるからだ。どちらも感情の矢印が常に自分に向いていて、自分の感情がだだ漏れてしまう行動原理。ただ、その不器用さというか自分勝手さの振れ幅がアイドルの器としてのデカさであり、秋元康にとってのスター性の伸びしろであるのだと。もしそれが正解なら、その振れ幅を楽しむほかないのかもしれない。

言わずもがなかも知れないけど、「秋元康にとってのスター性の伸びしろ」という認識のもう少し先、「センター属性」という表現を使わさせていただいてるけど、それはグループの中でこそ成立するんだったりする。

いや、これだけ言うと言葉足らずが過ぎるか。かつては個としても成立したかも知れない。あるいは日本以外だと、とりわけアメリカなんかだと成立する(成立してる)。けれどもその存在様式は破滅との表裏関係に当たることになる。それは天才と狂気の関係性とも相同。

センターの個性

虚構と幻想の狭間