そのころ私は親友として同年の二人の小さき友を選びました。しかし人々の心は如何にも狭きこと、そのうち一人は数か月のあいだ、家に帰らねばならぬようになりました。しかも、私は子の不在の間でも常にその友の事を思い、再び学校に帰った時には、大いなる喜びを以って迎えましたが、彼女は一向に無頓着で私の友情を少しも悟りませんでしたから、我が愛を悟らないということを強く感じました。強いてこんな儚い愛情を決して求めませんでした。しかし、天主様は特に忠実の心を与えてくださったので、私は、一度誰かを愛せば、いつまでもその愛情を続けております。この友人のためには尚続いて祈り、今日でも彼女を愛しております。
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