昨年乳がんの手術をしたサリーちゃんですが、その後すぐ脇の下に転移しました(T_T)
術後の回復が悪かったことと、高齢ということもあり、転移したらもう手術はせずゆっくり余生を過ごすさせようと思っていたので、転移したがんは手術しませんでした。
転移した腫瘍は予想以上に成長がとても早く、数ヶ月したら元の乳がんの何倍もの大きさになりました。
2023年10月の時点では5センチくらいのが二つになってしまいました。でもサリーちゃんの元気は変わらず、食欲もあるし排泄もしっかりできていて、穏やかに過ごせていたので、このまま何事もなく最後の時を迎えられますようにと思っていました。
そんなある日、仕事から戻ったらベッドが血だらけで真っ赤になっていてびっくり
更にサリーちゃんの口元や身体が血まみれ状態なのを見て、心臓バクバク手はブルブルしながら、
慌ててサリーちゃんの身体を確認すると、大きくなった腫瘍を舐め壊して出血していました。
舐め壊しの事は獣医さんに聞いてはいたので、とうとうこの日が来たのかと思いました。
舐め防止のため洋服を着せてとりあえず保護。病院に連れていきました。
手術はもうしないと決めていたけど、こういう事がこの先もあるのかと思うと本当にこのままでいいのかわからなくなりました。
舐め壊して出血した所はそのうち膿んできて物凄く臭くなるんだそうです。毎日の消毒も必要になります。
サリーちゃんは身体を触られるのが大嫌いなので毎日の消毒耐えられるだろうか?
獣医さんといろいろ話して、血液検査して手術ができる状態ならばやってみましょうということになりました。
そして幸いなことに血液検査では炎症数値は高い(腫瘍があるため)けど、他は正常値だったので、サリーちゃんが残った余生を気持ちよく過ごすためにもう一度手術することにしました。
手術すると決めて日取りも決まったけど、心は揺れます。本当に大丈夫だろうか…やめようか…
手術の日まで3週間あったのでそれまでにサリーちゃんの観察をして、やらない方がいいと思ったら中止にして貰おうと思い過ごしました。
その間洋服で保護していた腫瘍が化膿し始めたので、だんだんと手術に向けて気持ちも固まってきました。
そしていよいよ手術当日
でっかい声で喚いてるサリーちゃんをなだめながらキャリーに入れて病院へ、頑張ってねと送り出しました。
夕方に、手術は無事に終わりましたと先生から電話を貰いほっと胸を撫で下ろしました。
二つある腫瘍のうち一つは脇の下のリンパ腺も巻き込んでいて取るのは難しいため、舐め壊してしまった腫瘍一つだけを切除しました。
術後の回復が心配だったのですが、思いのほか良好で、翌日病院で出されたゴハンは朝も夕もバクバク食べて、排泄も大小したとのことでした(私の心配返して笑)
うちに戻ってからもドライフードをガツガツ食べて、お水飲んで、おしっこして、お気に入りの場所でお休みになりました✨
サリーちゃんが我が家に来て二年。こんな我が家だけど自分の家と認識してくれてるようで、病院から帰ってきて嬉しかったらしく、ずっーとゴロゴロ喉を鳴らしながら眠りにつきました。
とにかく無事に戻ってきてくれて本当に嬉しい😄
お帰りね、サリーちゃん
お疲れさまだよ