猫と暮らそう~里親募集~

捨て猫や行き場のない猫の里親募集をしています。

嘔吐と下痢

2016-02-26 17:16:26 | 病気治療
ブログ更新しばらくご無沙汰してしまいました

実は先々週ぐらいから我が家の猫たちが
原因不明の嘔吐と下痢を繰り返していました


最初に吐き始めたのがゲンちゃん
一気に食べたからかなぁとか
毛玉かなぁぐらいにしか思ってなかったんですが

一日に何度も吐くのでちょっとおかしいなと思ったのですが
病院連れて行こうにも隔離しようにも
触れない家庭内ノラのためすぐには実行に移せないので
薬を飲ませて様子見してたんです

吐く意外には症状はなく
比較的元気だったので様子見でも大丈夫かなと。。。


そうこうするうちに
次はちょもちゃんが吐き始めました

おめめぱっちりの美人顔

おまけにひどい水下痢まで


そして次はマロンちゃんまで吐くようになってしまい
なんだかとんでもない病原菌が蔓延してるのかもと恐ろしくなりました



ちょもとマロンちゃんはなんとか捕まえられるので
急いで病院へいき検査してもらいまいした。


ひどい嘔吐と下痢といってまっさきに浮かぶのがパルボ
でも全員ワクチン打ってるし
(家庭内ノラの子も去年のうちにワクチンしてたんですよ
最近新しい子は入ってないから外から菌が入ったというのも考えづらい


検査の結果、パルボではないことがわかって一安心(ほっ)

ていうか
血液検査ではどこも異常なし


じゃ原因はなんなのよ?


とりあえず抗生剤の注射と栄養補液をしてもらって
様子見ということで帰ってきました。



ラスカルくんも嘔吐してしまいました

威嚇が激しくなっていたので
他のこと分けて人馴れさせようと思ってて
いい機会なのでラスカルくんだけ部屋を分けました


最初は「かっっ」「う~~~」「しゃーーーーーっ」と
こちらがびびるような威嚇をしていましたが
少しづつ前みたいに触れるようになってきました
ガチガチに警戒してますが抱っこもできました
その時ゴロゴロ喉も鳴らしてたんです


ただ恐いだけなんですよね。
少しづつ恐怖心をとりのぞいていくしかないです


そして原因不明のまま
嘔吐と下痢は治まりました・・・
ちょもちゃんだけまだ下痢してますが
とりあえず落ち着いてるので大丈夫でしょう。

一体なんだったんだろう???
猫にもノロウィルスってあるのかな?
なんだかそんな感じでした



オリーブちゃんは細々とがんばっています

今一番免疫が弱ってそうなのがオリーブちゃんなのですが
嘔吐と下痢に感染しなかったのでよかったです


何をあげてもなかなか食べてくれなかったのですが
がんもちゃんママからいただいた焼津のまぐろ缶をあげたら
すごい勢いで食べてくれて驚きました



ドライフードは三ツ星グルメがお気に入り



とにかく何でもいいから食べてくれるとほっとします
オリーブちゃんはのんびりがんばっております


人馴れ

2016-02-12 16:12:47 | Weblog
最近ちょっと困ってること


ラスカルくんの人見知りがひどくなりました

最初のころはシャー言いながらも触らしてくれてて
抱っこしたりなでたりするとゴロゴロ喉を鳴らしてたんです


ラスカルくんの隠れ家



ところがある日を境に本気で威嚇するようになってしまいました
今は無理に触ったりせず美味しい物で餌付け中です

うちには貰い手のつかなかい子でまったく触れない家庭内ノラが4匹いるのですが
この子たちと一緒にするようになってから
ラスカルくんの威嚇がひどくなった気がします

こういうの伝染するんですよね
人見知りな子は人なつこい子と一緒に生活させて
人間は恐くないよ、というのを猫から学んで貰うと
少しづつ人見知りも緩和してくるんですが
うちのようにまったく人馴れしてない猫と一緒にしてしまうと
「人間は敵だ」と学んでしまいます



私が部屋にいるとここから出てこない



少し馴れるまでうちの猫たちとの交流は控えめにしようと思います。



チョモちゃんも人馴れイマイチなんですが
以前に比べると少しよくなった気がします

まだ面と向かって近づくと逃げてしまいますが
さりげなく近づくと逃げない

好奇心が旺盛でいつも私のすることが気になるみたい
気づくとすぐそばでじーっと見てるし
私の行くところに結構くっついてくるんです

人間の食べ物への興味も結構あるので
食べてもOKなものはほんのちょっと(小指の爪ぐらい)あげます。
たまにですよ

すんごい喜んで、「もっともっと」とおねだりしてずっと離れない
それがまたかわいいんですよ~
だからついあげちゃう



多頭保護だと猫同志のコミュニケーションで満足してしまうので
人馴れがなかなか進まないというのがデメリットです

うちでは人馴れしてなかったこでも
里親さんのお宅で少数で飼っていただくと
びっくりするぐらい人なつこくなったりするので
早くご縁があればいいなぁと思うのですが

チョモちゃんも人との関係が密になれば
もっと人馴れしそうな気がしています




心配なのがオリーブちゃん

あまり調子がよくありません。

保護して2週間が過ぎた時
もうリリースは難しいなと思い
ウィルス検査等を行いました。

結果は・・・

エイズウィルス陽性でした


腎臓、肝臓等の数値は正常でしたが
白血球、赤血球が異常に少ない数値でした。
造血器官がエイズウィルスによるダメージを
受けているのかもしれないとのことでした。



もしかしたらあまり長くないかもしれません


無理な延命治療はしたくないので
痛みをとること、免疫をあげることを中心に治療をしています。


少しでも長く、生きててくれたらいいな




フワちゃん虹の橋へ

2016-02-08 11:23:08 | お星さま猫
昨夜、フワちゃんが虹の橋を渡りました

保護してちょうど一年になります。


必ず食べる大好きなウェットフードを食べなくなり
ちょっとおかしいなと思い病院へ行ったら
体温が32度しかありませんでした

先生からは「もう長くない」と・・・



驚きしかありませんでした



そこまで具合が悪そうな素振りがなかったんです。
自分が気づけなかっただけかもしれませんが・・・


亡くなる前日ずっと寝たきりになってしまったフワちゃん

身体を温めるためにペットヒーターをひいて
湯たんぽも入れてあげたけど
嫌がってすぐ冷たいとこにばかり行ってしまう


何度か猫の看取りをしてきて感じるのは
猫は亡くなる時なぜか冷たくて固い場所に行きたがる
自分の死が近いのを悟りそれを受け入れるかのように・・・



フワちゃんが嫌がるのでヒーターをやめました。
でも何もないと体が氷のように冷たくなってしまう

足元の湯たんぽだけにして
暖かいものをかけてあげましたら
落ち着いて眠りについてくれました


保護直後のフワちゃん

真っ黒で毛玉もすごかったね


外猫に理解のある病院でシャンプーしてもらってきれいに


ぴかぴか



おうちの生活にもすぐ慣れてくれたね


本当はとても甘えんぼなのに
大人しくて控えめな性格だから
遠くのほうで一人壁にスリスリしながら
一生懸命アピールしてたね




昨日は一日どこも出かけずにフワちゃんのそばにいました。
時折苦しそうにもがいてお布団からはみ出てしまうので
元に戻してあげたり、寝返りを打たせたり
添い寝したりして、残された時間を一緒に過ごしました。

なのに私がお風呂に入ってる30分の間にひとりで逝ってしまいました


あまりに突然で
あっけなく逝ってしまったフワちゃん


あんまり実感がなく昨日は涙も出なかったけど
こうしてフワちゃんのことを書いていたら
涙が溢れて止まらないよ



うちにきてフワちゃんは幸せだったのかな?

わからないけど
私はフワちゃんがいてたくさん幸せをもらったよ


まだまだ長生きすると思ってた

里親希望の方も現れてもうすぐお見合いだったんだよ
これからうんと幸せになれると思ってたのに


抱っこするとゴロゴロ喉を鳴らして
しがみついてくるかわいいフワちゃん


虹の橋の向こうでは先に逝ったこたちが必ず待ってるはずだからね。
お母さんがみんなにお願いしたからね
フワちゃんが道に迷いませんように
ひとりぼっちで寂しい思いをしませんように
みんな迎えにきてねって。


フワちゃん、うちにきてくれてありがとう
虹の橋の向こうで見守っててね。




1月のTNR

2016-02-01 17:40:16 | TNR
暖冬といわれつつなんだかんだ
結構寒い日が続いていますね

1月は気になっていた未手術の子たちのTNRをしました。
寒い時期のTNRってリリースする時がとってもイヤなんですが
今のうちにやってあげないと春に子猫が産まれてしまうんです

猫の妊娠期間は64~67日
早い子はもうお腹の中に入ってるんですよね


一回目の捕獲はご近所のがんもちゃんママが気になっていた
こさびちゃんの母猫を捕まえました
がんもちゃんママがセブンのから揚げを買ってトラップに仕込んで、あっさり捕獲されました
捕獲にはがんもちゃんパパも一緒に参加してくれました

こさびちゃんのママ

こさびママのいる場所からちょっと離れた餌場にいる子もゲット



そして猫ボラAさんが去年末からTNRを計画していた場所の捕獲も行われました
こちらは捕獲名人のまーさんにご協力いただきました
まーさんは猫たちのことをとても親身に考えてくれる方で
外猫たちのことも大事に扱ってくださる優しい方です

この子はたぶん去年保護したぴんくちゃんの母だと思われます。
ぴんくちゃんと一緒に保護できなくてずっと気になってたんですよ。
捕まってよかった~

この日は5匹捕獲予定でしたが1匹しか捕まらず
Aさん、まーさん、ちょっとガックリしておられました



そして二回目のTNR
去年子猫が産まれた場所での6匹の捕獲を頼まれました

まずは下見がてら一人で2匹をゲット
10分くらいであっさり捕まりました

いつもの病院ではトラップから小ケージに移して保管されます。


元気のいいオス猫二匹でした。





翌日ぴろさんと一緒に残りの三匹を捕獲
こちらも一時間ほどであっさり捕まりました

あと残り一匹は三毛猫なんですが
最近姿を消しているとのことで
捕獲作業の時も一度も姿をみかけず捕獲できませんでした



そして猫ボラAさんと強力助っ人のまーさんの現場でも二匹ゲット




今回のTNR10匹のうち8匹はどうぶつ基金様の無料チケットというものを利用させていただきました。
これで手術費用はタダ
ワクチン費用の¥1,000のみ負担となります。

「私たちは公益財団法人どうぶつ基金 が主催する「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。
今回さくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)から8頭の不妊去勢手術費全額を負担していただきます。
公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に心より感謝申し上げます。」




リリースは天気がいい日中に行いました

数カ所で捕獲した子たちを同じ日にリリースしたので
絶対にリリース場所を間違えないように細心の注意を払い
何度も捕獲器の中を見て「間違いないよね?」と確認し合いました。
数カ所でTNRする際はリリース場所を間違えないように注意しましょう
手術した後の猫たちはとっても神経質になっています。
その上まったく知らない土地に放されてしまったらどんなに辛いか・・・
新しい場所で自分の居場所を確保するのって
縄張りのある猫にはそれはそれは大変なことなんです。
えさやりさんが豊富で例えそこが「猫の楽園」と呼ばれるような場所でも、です。
TNRされる方は十分にご注意くださいね。


今回のTNRでご協力いただいた方々

がんもちゃんママ&パパ
ぴろさん
まーさんご夫妻
猫ボラAさん
みくおやさん
タカさん


本当にお疲れ様でした&ありがとうございました