あまりの猛暑で外に数時間出ただけでもクラクラします。
玄関までお迎えに。
でもこれも脳や神経にリンパ腫が広がってきている影響と思うと少し複雑です。
残された時間、少しでも穏やかに過ごせるといいのだけど…
なのでゲンちゃんの通院の時は日中をさけて陽が沈んでから出るようにしています。
先日リンパ腫の抗がん剤を始めたと書きましたが、思ったような効果が得られませんでした…
状態が少し悪くなってしまったので、もう一種類の抗がん剤を試してみたかったけど、抗がん剤は併用出来ないものが多いのですね。三週間空けないといけないとのことでした。
この日は、緊急薬として併用できるタイプの抗がん剤(長期での使用はしない)があるとのことでそちらを注射してもらいました。
歩くのもフラフラでトイレにもいけなかったのですが、緊急薬が効いて足取りがしっかりしました。
この頃にはリンパ腫が恐らく脳のほうにも浸潤してきていると思われ、徘徊するようになっていました。
そして何より一番影響あったのが、性格が180度変わった事です。
14年間ずっと家庭内野良で触れなかった子が、私の後をくっついて離れなくなりました。
それも異常なほどで、トイレにもお風呂にもついてきて、分離不安症かと思うぐらいのストーカーぶりです。
そして抱っこも撫で撫でもブラッシングも爪切りも全部できるようになりました。
抱っこすると落ち着くみたい
あまりの変貌ぶりに戸惑いながらも、ようやくゲンちゃんに触れられて私は嬉しいですが✨
でもこれも脳や神経にリンパ腫が広がってきている影響と思うと少し複雑です。
目もあまり見えなくなり、耳も殆ど聞こえていないような状況なので、正常な時と比べると動きがおかしくて。
変な動きをするものだから他の猫たちは怖がって近づきません…猫にもストーカーモードのゲンちゃんはそれでも必死に近よっていき、なんとか皆の輪に入れて貰っては嬉しそうしていました
緊急薬を注射してからなんとなく小康状態となりましたが、一週間後にはまた状態が悪くなり、二度目の緊急薬を注射しました。
でも一回目ほどの効果は出ませんでした。リンパ腫がとても早く進行しているようです…
先生と相談してこれ以上の抗がん剤治療は止めることにしました。
寝たきりになってしまった今は、処方された痛み止めを使いながら、できる限り苦しいことを減らしてあげられるようにケアに努めています。
幸いにも痛み止めが効いてる間はすやすやと眠れているみたいです。
残された時間、少しでも穏やかに過ごせるといいのだけど…