猫と暮らそう~里親募集~

捨て猫や行き場のない猫の里親募集をしています。

4兄弟★順調に育っています

2017-05-31 17:24:32 | Weblog
先日保護した子猫たち

現在ティガママさんが子育てをしてくださっております


一回り大きくなってスクスク成長しています


下痢することなく風邪ひとつひかず
今のところ健康に育ってくれています


一足先に虹の橋を渡った兄弟が
お空から見守ってくれているんだね



ちょっぴり恥ずかしがりの
サビ♀と茶トラ♂


しっかりものの三毛♀


甘えっこの茶白♂




美形揃いの兄弟です






うみとほたる 家族募集中

2017-05-29 13:58:14 | Weblog
疥癬猫の現場に振り回れっぱなしの今日この頃


まだ薬をあげられない猫二匹の居場所をつきとめるため
週末は近隣に聞き込み調査をしました
ティガママさんはえさやりの時に周辺をくまなく捜索してくれて
ようやく居場所がわかりました
でもものすごく警戒心が強くて
餌で釣ろうとしても物凄い勢いで逃げていきます

時間をかけてティガママさんが餌付けをしてくれて
ようやく餌場にごはんを食べにくるようになりました


あとは薬入りのエサを食べてくれれば


なんとか先が見えてきたので少し気が抜けました



そんなこんなで家の猫たちのことがおろそかになってしまいましたが
まだ里親募集中のこがおりますので宜しくお願いします



うみとほたるの姉妹猫


うみちゃん


遊び好きです






うみ~と呼ぶとじっと見ています

ほら、おいでと手を出すと
「えっ」って顔で見ています



「なによ」


「まさかこのあたしに触ろうってんじゃないわよね」


あ、すんません
ちょっと撫でさせていただこうかと


「百万年早いのよ


玉砕

ツレないうみちゃんだけど
最近寝てる私の足を
つんつんしてくるんです





うみがツレないから標的チェンジ
ほたるはどうだい


ほっちゃ~ん


ほっちゃんの新しい家族まだかねぇ?


「かぞく?」


「なにそれ?美味しいの?」



新しいほっちゃんのパパとママになってくれる人のことだよ


「食べ物じゃないの?なーんだつまんないの~」





うみとほたる


絶賛家族大大大大大大募集中です


五番目の子猫

2017-05-24 14:57:18 | TNR
前回の記事に引き続き
残った子猫の保護続行のお話しです


残った一匹の子猫
美味しいエサで釣っても
まったく反応なく鳴き声も聞こえません


丸一日経とうとしています


これ以上時間をかけると
子猫の体力が心配です


知り合いのボラさんたちに方っぱしから連絡して
何かいい方法はないかと聞いてみたところ
先に保護した兄弟を囮にしたらどうかと言われて
早速兄弟たちをキャリーに入れて
捕獲器と連結させたところ
やっと巣穴からでて捕獲器に入ってくれました
ヤッターーーーーーーー


体が冷たくなってたので
ヒーターで温めて
ミルクとごはんをあげましたが
自力で飲んでくれないので
シリンジでミルクを飲ませ
ベビー用のウェットを
口の中へ入れて食べさせました


兄弟たちは体つきもよくコロコロしているのに
このこは痩せていてフラフラしています


朝になったら病院へ連れて行った方がいいかも・・・


兄弟と一緒がいいだろうと思い
一緒に寝かせていると
いつの間にかこのこだけ
蚊帳の外に追い出せれて
ヒーターのないところに寝てたりします
兄弟たちが元気すぎるのです


五番目のこはおいやられて箱の外に

↑ヒーターが温かくて気持ちいいみたいです



なので五番目のこはケージをわけてひとりで
ゆっくり寝かせてあげることにしました
早く元気になって兄弟と一緒に過ごそうね



しばらく休んだあと
自力でごはんを食べてくれました




これなら大丈夫かなと思っていたのですが
数時間後に食べたものを全部吐きました

食べた直後ではなく時間をおいて吐くのはあまりいい状態ではありません。
病院は日曜で休みだったけど救急で診てもらいました


血糖値は正常でしたが低体温と脱水で
体温は34度しかなくとても危険な状態でしたので
そのまま入院させてもらうことにしました



五番目のちびちゃんは
病院でもがんばってごはんを食べたそうですが
残念ながら助かりませんでした・・・



まるで眠っているように安らかな姿















土曜の深夜に保護して

日曜夕方に入院

月曜の朝に虹の橋を渡りました




ティガママは自分が早くみつけてあげなかったから
低体温になって亡くなってしまったんだと
自分を責めていましたが
病院の先生からは母猫や兄弟と離れたとはいえ
たった一日でこういう状態になった感じではない
もともと体のどこかに異常があって
うまく成長できていなかったのではないかとおっしゃってました。

ガリガリでやせ細っていた体は
あきらかに兄弟たちとは違っていて
しっかり栄養がとれていないのが
素人の私でもわかったぐらいです



この親子がいる場所は疥癬にかかっている子がいた所で
捕まらなくて疥癬の治療をしてあげられない子がまだ残っています。
子猫たちが疥癬にかかっていないか心配していたのですが
予想通り親子で疥癬にかかっていました
まだ初期の段階で症状はそれほどひどくないので
早めに保護できてよかったと思います


本来疥癬のこは入院病棟に入れられないので
避妊手術も受けて貰えなかったのですが
症状が軽かったので母猫はなんとか避妊手術をしてもらい
疥癬の注射をしてリリースしました

2回目の治療はエサに薬を混ぜて食べさせることになっています



手前が母で、後は去年産んだこです。

リリース後にごはんを食べにきていたと
ティガママが報告してくれました

姿を見るとほっとします


五番目の女のこを助けられなくてごめんね
あと四匹は必ず幸せにするからね


茶トラの母猫さん、毎年子供を産み続けていて
この辺りの茶トラはほとんどこの猫の子供でした

とにかく狭い地域で
車の通りが激しい道路に挟まれているため
子猫が産まれても半分くらいは
交通事故で亡くなっていたそうです

がんばって生き残ってる子たちも
きちんとしたごはんを貰えてる子が少なく
そのため免疫力が落ちて
疥癬が蔓延してしまったのではないかと思われます




子育てしている母猫から子供を取り上げるなんて
なんてひどいんだと思われる方もいらっしゃるかもしれません


親子を引き離すのはとても心が痛みますが
五番目の子は育ちが悪かったので
保護しなかったら巣穴の中でこっそり亡くなって
しまっていたのではないかと思います。


助けられなかったけどできるだけの事をして
最期を看取ってあげられてよかったと私は思っています

そして、新しい命が増えれば今いる子たちも
その餌場を取られてしまう可能性があります

今いる猫たちの暮らしを守るためにも
この地域に新しい命を増やすわけにはいかないのです

親子猫の捕獲

2017-05-23 11:48:59 | TNR

GWに始めたTNR現場で
子猫を産んだ猫が数匹います


母猫が子猫を連れて出てくるようになったら
連絡をくれるようにお願いしていました


そしてそのうちの一匹の
茶トラ母が子猫を連れてきたと連絡が入りました

最初は子猫二匹の姿しかありませんでしたが
ごはんをあげてくださってる方々が
各々様子を見てくださり
子育てしている場所をみつけてくれました


行動を観察してもらったところ
仔猫は全部で5匹いるのがわかりました


狭い奥行の深い穴の中に子供を隠しています

懐中電灯で照らしても奥まで見えないぐらい深い


時々親子で外に出て遊んでる姿を見て
大きさと動きから生後一ヶ月くらいと予想しました。
半分離乳していてウェットフードを食べる事がわかったので
捕獲器をしかけて捕獲をすることにしました


できればお母さんのおっぱいをもっと飲ませていてあげたいけど
大きくなればなるほど人馴れしづらくなったり、
行動範囲が広がりどんどん野良化してしまい
捕まえるのが大変になるんです。


ティガママの協力を得て親子の行動を観察して1週間
母猫が子猫を連れて別の餌場に姿を現したことがあり
移動する恐れもあったので急いで保護することになりました




捕獲器をしかけてすぐに茶トラが入りました



母猫は気が強くてなかなか捕まえられないよ、
と聞かされていたので
時間かかるだろうなと思ってたのですが
授乳中でお腹がすいていたようで
あっさり捕まりました




母猫を捕まえたからには
子猫を1匹たりとも残していくわけにはいきません
全員無事に保護してあげなくては



しばらくして


三毛と茶白がそれぞれ捕獲器に入ってくれました






あと二匹・・・



そして深夜に一匹入りました




よしあと一匹



でも最後の一匹がなかなか入りません

ティガママと徹夜でがんばりましたがだめでした


翌日も引き続き保護作業続行です・・・

見捨てないで

2017-05-18 15:05:05 | Weblog
お久しぶりのくまおです



涙目が多少残っているものの
猫風邪はすっかりよくなりました





まだ触らせてくれません


時々外が恋しくて雄たけびをあげるほど元気です



他の猫ともうまくなじんでます


おっとり穏やかなくまおです






くまおの猫風邪にしても
先日保護した疥癬にかかった猫も
早期に気づいてくれる人がいて
薬を貰えれば外で暮らしながら治療ができる病気なのですが

どちらのえさやりさんも治らない病気だと思い
治療をしてあげるという選択肢を持っていなかったことに
ちょっと驚いています


人それぞれできることが違うかもしれませんが
もし死にかけた猫がいても簡単に諦めないで欲しいなと思います


もし病院へ連れて行くことができるなら
助かっても助からなくても連れていってあげてください


連れていって助かるなら万々歳


こんなひどかったくまおも




今ではこんなにきれいになりました



同じ猫とは思えないWW



疥癬のひどかったこも




ここまでよくなりました



シャンプーしてさっぱりしました



もし助からない病気でもできる事をしてあげることで
後悔は残らないのではないかと思います。

保護するだけが病気を治す手段ではありません。

餌に薬を混ぜて食べさせる方法もあります。

特別な人間しかできないわけではありません。

どんな人でも、手を差し伸べる勇気があれば叶うことです


今迷っているあなた


ほんの少し勇気を出して小さな命に

手を差し伸べてみませんか?





にゃんこから心にほっこり暖かいお礼が届きますよ

もーちゃんトライアル

2017-05-17 12:12:37 | トライアル
2009年に保護した子猫のもーちゃん




今年で八歳になりました




保護してから里親探しをしたのですが
タイミングが悪かったのか
自分が慎重になりすぎたのか
なかなかお声がかからず
もううちの子になるんだね
と思ってました




人間にも猫にも臆せず友好的なもーちゃんだったので
入れ替わり立ち代わり新しい保護猫さんがきても
すぐ仲良しになってしまうこでした




そんなもーちゃんに異変を感じ始めたのは
2014年のころです

その時保護していたはっちゃんというメス猫と
とても仲良しでまるでカップルのように過ごした時期がありました

美人のはっちゃん


何故かこの頃からだんだん粗相をするようになったのです

はっちゃんがかわいすぎて興奮したのか?

その後はっちゃんは新しい家族の元へ巣立ち
もーちゃんの粗相も一旦は落ち着いたのですが
また新しい保護猫がくると粗相が始まってしまい
今まで仲良くしてた他の猫とちょっとしたトラブルが
頻発するようになりました


年齢とともに、次々と知らない猫がやってくるうちの環境が
ストレスになっているのかなと感じました


8歳という年齢で今から里親探しをしても
出会いがあるかはわからないけど
やらずに後悔するよりは
ダメ元で募集をしてみようと思い
とりあえず里親募集をかけてみました


カメラが苦手でこんな顔してます


二回ほどお見合いをしたのですが
条件が合わなかったり
タイミング悪く皮膚炎を起こしたりと
またまたご縁を逃してしまう状況が続きました


そんな時エサやりをしていたら声をかけてくださった方がいて
先住猫を亡くして次のこを探しているところだということがわかり
うちに猫を見にきてくれることになったのです





穏やかなもーちゃんを里親様は気にいってくださり
トライアルに行くことになったのです
粗相グセがあることも年齢が高齢なこともすべて受け入れてくださいました




初めてのお家で緊張MAXなもーちゃん
ちょっぴり辛い思いをさせてしまうのが切ないけど
その先に待ってる未来を思ったらがんばってもらうしかない


2-3日は夜鳴きとかしたみたいなのですが
今では本来の甘えっこぶりを発揮して
ご家族の皆さんにすりすり甘えているそうです







よかったねーーー

がんばったねーー



おうちのないこを一匹でも多く引き取りたいとご希望されてた里親様

またら新たなご縁があってお友達にゃんこをお迎えになりました

仲良しの姉弟猫さんたち

姉弟猫の保護主の方とも直接やりとりをさせていただき
お互いの猫の性格など情報交換をして
三匹がうまくやっていけるよう協力してフォローさせていただいております



新しいお名前はあんずちゃん(茶白)ととらむくん(茶トラ)だそうです



もーちゃんは「もぐ」ちゃんになりました

少しづつ仲良くなっていけるように
現在トライアルの真っ最中です


猫も人もみんなが幸せになれますように

GW中の活動~④疥癬

2017-05-12 13:28:24 | TNR
TNRで捕まった疥癬の猫たち

隔離設備のある病院の空きがなく
どこで保護するか悩みます


疥癬の治療は注射と飲み薬がありますが
どちらも一回目の投薬から2週間後に二回目の投薬をしなければならないので
2週間は室内で保護しなければなりません

疥癬の薬はダニの卵まで落とせないので
卵が孵化する二週間後にもう一回投薬が必要になります。
二回で治らない場合は三回投与の場合もあります。
(獣医さんと相談してください

馴れててすぐ捕まえられるこであれば
外で面倒をみながらエサに薬を混ぜてあげる方法もありなのかもしれませんが
大抵のノラちゃんは一度放したら再度捕まえるのはたやすいことではありません

そして今回の猫たちは餌場が完全に固定されていないということもあって
2週間後に確実に薬を飲ませることができるのかということと
他の猫への感染の心配もあるため
治るまでは保護しておいたほうがいいと判断しました。


でもゆっくり悩んでる時間はありません

猫たちは捕獲器に入ってしまっているのですから



さあ、どうするよ
あーでもねぇ
こーでもねぇ
と、グルグル頭の中でいろいろ考えました


さすがに風呂場に三匹は無理だしな~

考えろ~、考えろ~・・・



しかし・・・結局なんのアイデアも出てこず



ええ、ええ、わかりましたよ


こーなったらもう腹をくくるしかありませんねっ(ヤケクソ)

台所を閉めきってケージを三匹分用意することにしました



結局こうなるのね

多頭保護の我が家では、他の猫への感染を考えると
家の中に入れるというのは相応の覚悟がいります



まずは最初に保護してた子をお風呂場から移動して



後からきたこのケージは二段ケージを二個並べようと思ったけど
歩くとこもないくらい狭くなってしまうので
三段ケージの真ん中あたりにワイヤーネットを結束バンドでとめて
上下に仕切って二匹入ってもらうことにしました



なんとかなりました



一番症状がひどいこ




顔全体かさぶたのようなもので覆われてガッチガチに固いです
まるで岩のよう




ガリガリです







疥癬は皮膚病の中でも一番痒みが強いらしいです
可哀想に、相当痒いんだろうな・・・




茶トラの男の子は一番臆病です。
箱を用意してあげたら中で安心して休んでいます





最初に保護した茶トラの女の子
一週間経ってこんな感じです



カサブタのようなものがとれてだんだんと綺麗になってきています




寝床は何度替えてもあっという間に汚れていましたが



今は落ち着いてきています


一番最近の写真



とっても可愛くなってきました


疥癬は皮膚にダニが寄生して起こる病気です
ダニを落としてあげればきれいに治ります


どうしても捕まえられない
どうしても保護場所を確保できない


そんな時は、飲み薬をエサに混ぜてあげるだけでいいので
どうか見捨てずに面倒をみてあげてほしいです。

放っておくと同じエリアの子にも感染しますし
人間も被害を受けることがあります

※注
猫の疥癬を引き起こすダニは
人間の皮膚上では3週間しか生きられないので
猫のような症状にはなりませんが
一時的に痒くなったりする人もいるようです。





とりあえずなんとかなったけど
これから出てくると思われる子猫のことも考えないといけないし
捕りこぼした猫の手術もしないといけないので
リリースした猫の安否確認などしながら
子猫を産んだ猫がいる場所などの
見回りをしていましたら


疥癬猫発見






も、もう一匹いたの?

泣けるね・・・


ティガママさんに報告して
気をつけて猫の様子を見ててもらうようにお願いしました




そして後日ティガママさんから


「もう一匹いました・・・」



がーーーーーーーーーーーーーーーん



この地域は茶トラが多いのです

みんな茶トラ


もう言葉がありません

さすがにもう我が家にも保護するスペースはございません

GW中の活動~③捕獲

2017-05-10 15:38:52 | TNR
下見も終わりいよいよ捕獲の日です!
がんもママ&パパが捕獲と送迎に協力してくれることになりました

猫は敏感なのでいざ捕獲となると姿を現さなかったりすることがありますが
今日は来てくれよ、と願いながら現地へ出発


お目当ての猫がもう来て待っていました

早速捕獲器を仕掛けます




腹ぺこだったようで10分もしないうちに
あっという間にお目当ての茶トラが三匹入りました

あともう一匹茶トラがいるはずなのですが
この日は姿がなかったので後日捕獲することにしました。






茶トラ三匹のうち一匹は疥癬にかかっていました
ティガママさんから最初の疥癬猫を保護した後
同じようなこがもう一匹いると聞いていたので
一応想定内の捕獲なんですけどね




がんもままと「早かったね~」と談笑しながら
車の到着を待っていると
予定外の猫がいつの間にかきて待っていました


見るからに疥癬にかかっていると思われる猫です

疥癬・・・もう一匹いるんかい


ティガママ「一つ向こうの通りにいる猫かもしれません」

ここの猫たちのことをきっかけにティガママさんがご近所に声掛けをし情報を仕入れていたのです
頼もしい
確認してもらったところやはりそうでした。
御世話してくださっているWakさんはずっとこの猫を病院に連れて行きたいと思っていたそうです。


お腹をすかせていたのですぐ捕獲器に入ってくれました
よほどお腹がすいていたのか捕獲器の扉が閉まっても
仕掛けたエサを食べ続けていました


この猫が一番症状がひどいです


病院へ連れて行き
疥癬にかかってない茶トラ二匹は去勢手術へ
疥癬にかかってる猫は疥癬の注射とフロントラインをしてもらいひとまず終了




といきたいのですが
疥癬猫はこの病院では預かって貰えないので
預け先を早急に探さないといけない状況になりました

どないしよ






そして別の日にもう一ヶ所


茶トラ軍団がいる所から通り一つ渡った所の猫も相談されていました


下見の時点ではお庭に三匹の猫がいました
こちらの御主人にもお話しして避妊去勢手術の了解をえました。


茶白


三毛


白三毛


白三毛は産んだ後だということで今回は捕獲しないことにしました。
授乳中の母猫を捕獲してしまうと子猫の命に関わるので捕獲しません。
子猫を連れてくるようになったら子猫と一緒に捕獲します。


で、捕獲当日に捕まったのが

下見の時点ではいなかった父猫と


三毛猫が捕まりました



茶白の子は三毛猫が捕獲器に入るところを見てしまい
警戒されてしまったので
白三毛と一緒に後日捕獲することにしました



ほんとはですね・・・

捕獲しなければいけない猫はまだいたのですが
どれも出産後だったので捕まえることができなかったのです

確実に産んだとわかっているのが三匹
多分産んだかもというのが二匹

一腹四匹と見積もって 
母猫五匹だから子猫20匹産まれてる予想

恐ろしか~恐ろしか~



GW中の活動~②下見

2017-05-09 12:21:54 | TNR
里親様であるティガママさんから外猫についての相談がありました
えさをあげている場所でえさやり禁止の貼り紙がされ
猫達がごはんを食べられなくなっている
増え続けている猫達をなんとかしてあげたいとのことでした。


お家が近いので休み中にまずは下見に行くことにしました


ティガママさんは外猫さんたちにエサを定期的にあげていたわけではなかったので
そこに何匹の猫がいるのか数を確認するのとどんな場所なのか見て捕獲の計画を立てなければいけません
5-6匹いますとのことでしたが、実際に捕獲を始めると決まって頭数が増えます
原因の一つは置き餌です・・・
餌をおいたままにするといつどんな猫が食べているのかまったく把握できません。
気づいたら知らない猫がたくさんいたとか
子猫が産まれてあっという間に数が増えていたという現場が多々あります


まずは貼り紙をされたという場所を見にいくとそこは月極めの駐車場でした
駐車場は所有者のいる他人の敷地ですので貼り紙をされるのは当然といえば当然です


この貼り紙にびびってえさをあげなくなる人もいれば
貼り紙なんて無視して夜中にこっそりあげ続ける人もいます

貼り紙をされたから猫にエサをあげるのをやめる、のは簡単です。
エサをあげなければ猫の問題が解決するのかといえばNOです。
何も解決しないどころかどんどん状況は悪化します
飢えた猫がゴミを漁って散らかすようになったり
猫同士のケンカが増え鳴き声がうるさくなったり
子猫は生まれ続け頭数はどんどん増えていくばかりです。
頭数が増えれば苦情も増えます・・・

誰かが勇気を出して動かなければ何も始まりません。
ティガママさんは外猫のこと何も知りませんでしたが
何とかしたいと勇気を出して連絡をくださいました
お話を聞いて私も協力することを決めたのです



では何をすればいいか

今回相談を受けた場所で考えてみます


①他人の敷地内でのえさやりをやめる
駐車場など他人の敷地でエサをあげている場合は
猫達を近くの公園や遊歩道など公共の場所に誘導してそこを餌場にするようにします。
私の場合は、ドライフードはカサカサ袋を振って音を立てて「こっちだよ」と誘ったり
缶詰など匂いの強いものをお皿にあけたものを手に持って誘いながら誘導していきます。
毎日毎日それを繰り返します。
猫はエサをくれる人を覚えていますので少し離れたところからドライの袋をふって呼ぶとわりと簡単についてきます。
普段置き餌をしている場合はこの方法は難しいかもしれないので
普段からできるだけ猫の姿を見てエサをあげるようにしておいたほうがいいかもしれません。
なかなか思うように移動してくれない子もいると思いますが根気強く続けることが大事です。
近隣で協力的な方がいればそこのお宅の敷地で餌をあげさせて貰うという手もあります。
今回はたまたま個人の敷地内で餌をあげられる許可がとれたのでそこに移動させるようにし
そこでしかエサをあげないようにして貰うことにしました

②後片付けを徹底する
当り前のことですがエサを放置せず、必ず後片付けをして帰りましょう。
お皿類は持ち帰りが原則です。ゴミも持ち帰り自宅で捨てましょう。
お水は目立たない場所を選んで一つだけおいてあげるといいと思います。
お水といえども目につく場所には決して置かないように。

③避妊去勢手術をする
どんな場所でも頭数が増えると必ず苦情が出ます。
直接文句を言われたことがなくても良く思っていない人が必ずいると思って間違いありません。
自分で捕まえられない場合は行政に相談してみるとか
ボランティアさんをみつけて頼んでみましょう。
今はネットという便利なものがありますので協力してくれる人を自分で探してみてください。
あなたが真剣に訴えれば誰かが必ず動いてくれます。
丸投げではなく自分にできることは自分でしてください。


ティガママさんは①、②はすぐに実行してくださいましたので
次は③のための捕獲をしなければならないのですが

下見の時点でこんなひどい猫をみつけてしまいました



疥癬にかかっていてかなり衰弱していました



ある程度馴れてたのでキャリーか洗濯ネットで捕まえることにしました。
まず洗濯ネットを試してみましたが、弱っているとはいえまだ動けるのでちょっと無理でした
ティガママさんに急いでキャリーを持ってきてもらい
キャリーの中にエサを入れて自分で入って貰うことにしました。
出たり入ったりしながらも、ものすごく飢えてたので簡単に中に入ってくれて捕獲成功




疥癬は他の猫にも移るので病院で預かって貰おうと思ってたのですが
なんと、病院でも預かりはできないと断られました・・・
いつも避妊去勢で利用する病院には隔離する設備がないので難しいんだそうです。
隔離設備のある病院を探していくつか問い合わせてみたものの
どこも入院中のこがいて断られてしまいました


このまま放すわけにはいきません
悩みに悩んでお風呂場にケージをおくことにしました
しばらく銭湯通いだな・・・

かなり不便でしたが
この子を助けられた安堵感のほうが大きく
不便さも苦にならなかったです




保護して数日はごはんを食べる時以外は死んだように寝ていました・・・



がんばって治そうね・・・

GW中の活動~①トライアル決定

2017-05-08 14:47:54 | 多頭飼育崩壊
今年のGWも猫三昧で終わってしまった

なんだかいろんな事があったのですが
まずは嬉しいご報告から


先日告知させていただいた里親会にて
お預かりしていた栞ちゃんのトライアルが決まりました
5/4にお届け完了しています


そしてぴろさんお預かりのポールくんもトライアルが決まりました



多頭飼育崩壊から保護された猫さんたち

少しづつ幸せを手にしています

まだおうちが決まってない猫さんは引き続き里親様を募集中ですので
どうぞ宜しくお願いいたします


多頭飼育崩壊の猫達が参加する里親会のお知らせ

「猫の方舟里親会」

日時 毎週(土)午後1時30分~午後5時
場所:板橋区板橋2丁目65
交通:都営三田線「板橋区役所前」駅A2番出口徒歩1分

(A2出口を背に右手に80m、ブックタウン隣)
※駅前よりのぼり旗でご案内いたします。
※時間や日程が変更になる場合もありますので詳細は
 HPよりご確認ください→http://catfamily.jp/



我が家の保護猫うみとほたるの姉妹猫も家族募集中です





宜しくお願いします