<本日の一言>
台風が来ていますね・・・。
大事が無ければ良いのですが。
</本日の一言>
皆様こんばんは。
本日は有楽町囲碁センターにて指導碁を行いました。
お越し頂いた方々、ありがとうございました。
さて、本日は天元戦挑戦者決定戦が行われました。
対局者は許家元碁聖と山下敬吾九段です。
許碁聖の好調ぶりはご存知の通りですが、山下九段にとっても天元戦は相性の良い棋戦です。
確かトーナメントで20連勝ぐらいしたことがあったと思います。
それでは、私の印象に残った場面を振り返っていきましょう。

1図(実戦)
本日の朝は仕事の打ち合わせで日本棋院にいましたが、同じ部屋で加藤充志九段が幽玄の間解説を務めていました。
「この分かれ知ってる?」と加藤九段。
加藤九段から見れば私は若い棋士であり、情報に通じていそうと思われたかもしれません。
しかし、「うーん、見たような見ないような・・・」と曖昧な答えしか返せない私。
そこに颯爽と現れたのが大西研也三段でした。
「ああ、それなら確か辜梓豪(中国棋士)の碁に出てきましたよ」と・・・。
流石、本物の若い棋士は情報量と記憶力が違いますね。

2図(実戦)
白△と構えたあたりでは、どうも黒が勝ちにくい碁になったように感じました。
山下九段が上手く立ち回ったのでしょう。

3図(実戦)
しかし、黒△と打って猛攻をかけられました。
なんといっても、相手は凄まじく手の見える許碁聖です。
私なら震え上がりますね。

4図(実戦)
ですが、山下九段の辞書には恐れという単語はありません。
全力で戦い抜き、リードを確かなものにしましたね。
快勝だったのではないでしょうか。
すっかり若手の時代になったと思いきや、ここにきてベテラン勢が続けて挑戦者になりました。
囲碁は瞬発力と経験のバランスが絶妙なゲームだと思います。
台風が来ていますね・・・。
大事が無ければ良いのですが。
</本日の一言>
皆様こんばんは。
本日は有楽町囲碁センターにて指導碁を行いました。
お越し頂いた方々、ありがとうございました。
さて、本日は天元戦挑戦者決定戦が行われました。
対局者は許家元碁聖と山下敬吾九段です。
許碁聖の好調ぶりはご存知の通りですが、山下九段にとっても天元戦は相性の良い棋戦です。
確かトーナメントで20連勝ぐらいしたことがあったと思います。
それでは、私の印象に残った場面を振り返っていきましょう。

1図(実戦)
本日の朝は仕事の打ち合わせで日本棋院にいましたが、同じ部屋で加藤充志九段が幽玄の間解説を務めていました。
「この分かれ知ってる?」と加藤九段。
加藤九段から見れば私は若い棋士であり、情報に通じていそうと思われたかもしれません。
しかし、「うーん、見たような見ないような・・・」と曖昧な答えしか返せない私。

そこに颯爽と現れたのが大西研也三段でした。
「ああ、それなら確か辜梓豪(中国棋士)の碁に出てきましたよ」と・・・。
流石、本物の若い棋士は情報量と記憶力が違いますね。

2図(実戦)
白△と構えたあたりでは、どうも黒が勝ちにくい碁になったように感じました。
山下九段が上手く立ち回ったのでしょう。

3図(実戦)
しかし、黒△と打って猛攻をかけられました。
なんといっても、相手は凄まじく手の見える許碁聖です。
私なら震え上がりますね。

4図(実戦)
ですが、山下九段の辞書には恐れという単語はありません。
全力で戦い抜き、リードを確かなものにしましたね。
快勝だったのではないでしょうか。
すっかり若手の時代になったと思いきや、ここにきてベテラン勢が続けて挑戦者になりました。
囲碁は瞬発力と経験のバランスが絶妙なゲームだと思います。