<本日の一言>
10月13日(土)に、永代塾囲碁サロンにてチャリティーイベントが行われます。
これに合わせて、私の定期的指導碁会のほうもチャリティーイベントとさせて頂くことになりました。
詳細はこちらをご覧ください。
皆様のご参加をお待ちしております。
</本日の一言>
皆様こんばんは。
本日で3日間の合宿が終わりました。
今回もほとんどの参加者と対局することができました。
さて、それでは本日もその中の1局を題材にしましょう。

1図(テーマ図)
黒番です。
AとBのどちらかを考えられる方が多いでしょうが、どちらが正解でしょうか?

2図(失敗)
黒1と押し、白2には黒3、5と頑張り、白Aには黒Bと取りに行く!
こういう発想をする方は、間違いなく力自慢です(笑)。
しかし・・・。

3図(失敗)
白1、3に加え、白Aも利く形です。
外側の白がすっかり強くなり、白5に回られては巨大な白地が完成しました。
白2子は取れたものの、手がかかりすぎたのです。

4図(正解)
黒1のつなぎが本手であり、正解です。
いずれ必要になる手を、早めに打っておくという発想ですね。
白2なら黒3と進出し、黒は前図よりはるかに効率の良い形をしています。
もし白2でAに打ってくれば、今度は黒Bに回ることができます。

5図(別解)
他には、黒×は価値が低いので、守らずに捨ててしまうという打ち方もあります。
こちらはより高度な考え方になりますね。
碁は石の効率を争うゲームであり、1箇所に石を密集させると効率が悪くなってしまいます。
指導碁で、黒石が取られたわけでもないのにいつの間にか追いつかれているというケースはよくありますね。
その原因を一言で言うならば、石の効率が悪いということになります。
私は指導において様々な分野を扱いますが、全ては石の効率を良くすることにつながるのです。
10月13日(土)に、永代塾囲碁サロンにてチャリティーイベントが行われます。
これに合わせて、私の定期的指導碁会のほうもチャリティーイベントとさせて頂くことになりました。
詳細はこちらをご覧ください。
皆様のご参加をお待ちしております。
</本日の一言>
皆様こんばんは。
本日で3日間の合宿が終わりました。
今回もほとんどの参加者と対局することができました。
さて、それでは本日もその中の1局を題材にしましょう。

1図(テーマ図)
黒番です。
AとBのどちらかを考えられる方が多いでしょうが、どちらが正解でしょうか?

2図(失敗)
黒1と押し、白2には黒3、5と頑張り、白Aには黒Bと取りに行く!
こういう発想をする方は、間違いなく力自慢です(笑)。
しかし・・・。

3図(失敗)
白1、3に加え、白Aも利く形です。
外側の白がすっかり強くなり、白5に回られては巨大な白地が完成しました。
白2子は取れたものの、手がかかりすぎたのです。

4図(正解)
黒1のつなぎが本手であり、正解です。
いずれ必要になる手を、早めに打っておくという発想ですね。
白2なら黒3と進出し、黒は前図よりはるかに効率の良い形をしています。
もし白2でAに打ってくれば、今度は黒Bに回ることができます。

5図(別解)
他には、黒×は価値が低いので、守らずに捨ててしまうという打ち方もあります。
こちらはより高度な考え方になりますね。
碁は石の効率を争うゲームであり、1箇所に石を密集させると効率が悪くなってしまいます。
指導碁で、黒石が取られたわけでもないのにいつの間にか追いつかれているというケースはよくありますね。
その原因を一言で言うならば、石の効率が悪いということになります。
私は指導において様々な分野を扱いますが、全ては石の効率を良くすることにつながるのです。