通販大手のアマゾンが食材キットの宅配を始めたとの事。
これがどの様な意味を持つのか?
まず、飲食業界と言うのは
外食 中食 内食 と分けられる。
外食・・家の外の店舗で食事する。
中食(なかしょく)・・コンビ二などで購入した調理済みの食材を自宅
に持ち帰ってたべる
内食(うちしょく)・・食材を購入し、自宅で調理する
この内、アマゾンは【内食】を攻めてきた。
食材と調味料。レシピもセットになってると思われる。調味料も
スーパーで手に入るレベルのものでは無く、近所で手に入らない
程度の値が張るものだと思われる。
いままで、日本企業はこの【中食】をせめて来なかったのか?実は、
10年前にこの【中食】を攻めていた企業があった。
それは、今はなきコンビニエンスストア ampm
ampmが100円ショップを出店していて、その店舗で食材と調味料、レシピが
真空パックでセット販売されていた。
ampmの母体であったレインズインターナショナルが積極的に
この【中食】を攻めようとしていた。
高級スーパー成城石井の保有も、この中食戦略だった。
10年前なので、攻めるタイミングが早かったのと、攻める顧客層を間違えた
のが敗因だったと思う。
さらに、ampmはこのころ宅配も一部店舗でおこなっていた。
この10年後、コンビニ大手セブンイレブンが宅配を始めた。
今振り返ると、ampmはやる事が10年以上早かったなと思う。
コンビニエンスストアampm失敗の10年後。
別業種、同業種の企業が同じことを初め成功を収めようとしてる。
時代を読む力が今経営者に問われてる気がする
<アマゾン 食材キットを宅配開始>
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170718-35104342-cnetj-sci