各メディアでばらばらだった今回の大地震の呼び名は、
「東日本大震災」に統一するよう、閣議決定されたそうです。
それほど混乱していました。
発生から三週間以上たちましたが、
気持ちがはれず、なかなか記事を書く気になれませんでした。
お許しください。 皆さまは、お元気ですか。
東北から北関東にかけての太平洋側の海岸線500キロにおよぶ範囲に、
被害がおよんでいます。
震災は、想像を絶する未曾有の規模です。
お気の毒にも亡くなられた方々、いまだ行方のわからない方々は、
現時点で、三万人ちかくにもなるそうです。
言葉もありません。
地震ではげしく揺れたあと、おおきな津波が襲いました。
さらに、原発の事故が追いうちをかけました。
被災地からとおく離れたこの地では、報道される惨状に目をおおい、
ひたすら祈り、黙することしかできませんでした。
そんな時、福島県相馬市の「農人ナベさん」から届いたメールに、
次のようにありました。
今回の大震災で、いろいろな形で被害を受けた方が大勢います。
・家を流された方
・家族、親族、親戚、知人をなくされた方
・家が倒壊や破損、浸水した方
・工場や店舗などが破壊され生計ができなくなった方
・原発の事故で遠くに避難を余儀なくされた方
・不便な避難所暮らしの方 などなど
これらが複合的に「人の数だけ、被害の状況」があります。
幸運にも私どもは、被害の程度が軽いので、
このような方々の力にならなければならないと思っています。
出来る人から、前に進んでいくことが、復興の原点ではないかと確信しています。
勿論、前に進みたくても進めない方が大勢いらっしゃいますので、
皆さんからのお力は絶対必要ですので、
今後とも被災地に温かいご支援をお願いいたします。
ああ、「農人ナベさん」 ご無事でよかった!!!
これは、被災地からダイレクトに届いた、訴えのおさけびです。
んっ? 「農人ナベさん」って、だれっ?
次回、くわしくご紹介させていただきます。