ママのお勤め先で、送別会がありました。
母国に帰ることになった同僚の中国人男性Cさんとお別れです。
突然の話でしたので、とても驚きました、きつねにつままれたような気分です。
横浜に留学していた学生時代から、数年間在日し、本当はもっと日本で活躍するはずの明るい未来をえがいていたのに。。。。。
2011年3月11日の東日本大震災では、世界最大規模の大きな地震と大津波にくわえ、原発の大事故が追いうちをかけました。
被害がますます拡がりました。不安や不信感が蔓延しています。
日本には多くの外国の人たちが、勉強や仕事や研修や観光などに来ていましたが、このような状況では帰国する方々が多いのは、致し方ありません。
Cさんも、中国にいらっしゃるご両親様を安心させるため、日本滞在を一時あきらめました。
大地震のあと、東北や関東などの観光地は、国内だけでなく外国からのお客さんの足も遠のきました。観光で生計をたてている方々には死活問題です。
そして、あの原発事故で、日本にゆかりのある外国人まで人生設計が大きく狂ってしまったのですね。。。。
Cさん、どうかまた日本に戻っていらして下さい!
暗くて長くて厳しい夜も、いつか明ける時は必ず来ますから!
一緒にお仕事できて色々と教えてもらって、ありがとうございました。中国でも、どうかお元気で、ご活躍されますように祈っています。