農人ナベさんから届いたお便りに、猫のクーちゃんのお話が載っていました。
転載させていただきます。
(写真は、もちろん、クーちゃんではありません。。。。)
我が家では、唯一、被害をうけた猫の話を書きます。
我が家には3匹の猫がいますが、その中に「クーちゃん」という猫がいます。
「クーちゃん」は野良猫で、軒下でエサをあげていたら、いつの間にか家の中に住み始め、「軒先を貸して、母屋を取られ」ました。
食いしん坊なので、「クーちゃん」と名づけました。
その「クーちゃん」は、大地震のあった2011年3月11日の夕方から帰宅せず心配しました。
翌日も帰宅せず、翌々日の3月13日の深夜に戻り、家族が大喜びしました。
体の毛が長めなので、体中、枯れ枝や泥にまみれていました。
帰宅後は、毎日毎日、こたつの中で寝ていて、トイレ以外はこたつから出てきません。
食事もこたつの中です。
この猫は、野良猫育ちなのか、震災前は外が大好きでいつも外で遊んでいましたので、とても心配しました。
多分、外でとても恐ろしい体験をしたのではないかと思い、可哀想になり愛おしく感じました。
また、余震があるとうろたえて、私たちの顔色を伺い、落ち着きがありません。
「クーちゃん」は、寒い時期は、私の部屋のオーディオの上で寝る (余熱で暖かい) のが大好きでしたが、「こたつの中」生活ばかりでした。
ようやく3月20日過ぎからこたつから出るようになり、23日にはオーディオの上で寝るようになりましたが、外には出ませんでした。
それでも、ここ数日は短い時間ではありますが、外に出るようになり、ホッとしています。
「クーちゃん」の「大地震のトラウマ」からのリハビリが続くようですが、一安心です。
今は、オーディオの上で寝ています。
くだらないお話で失礼しました。
農人ナベさん、けっして、くだらないお話ではありませんよ~
ペットや家畜の問題は、どこででもおこりうる重要な問題です。
昨夜の余震では、皆さま、大丈夫でしたか?
猫ならば、いやなら「いや!」を通せます。
人は、つらいのを我慢してはいませんか?
私たちにできることはありませんか? 教えてください。