いい女よりもいい男の数は少ない

男の恋愛ブログです。
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男子校時代

2009-03-23 14:04:13 | 男の生き様

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その男性は男子校出身だった。ゲイだと分かってはいたが、ゲイとして認めないまま大学に進学した。大学生活は都会生活でもあった。地方の進学校に通っていた時とは全く違う、娯楽に溢れた毎日が楽しかった。色々な女性が彼の部屋に泊まり、色々な友人に囲まれ、ひとつの幸せがここにあるのではないかとさえ思ってしまうほど、先の人生は目に入らなかった。

大学3年になり、女性との恋愛が楽しくなくなってきた。男友達といる方が楽しかった。もっと言うと、男の方が好きになっていた。嘘はつけない、自分にだけは。どんなに偽っても、真実の方へと物事は進んでいくのかもしれない。彼は自分がゲイだということを、この時初めて認めることにした。

「見て、これ。オレの学生時代(笑)!!」

彼の部屋に初めて行ったとき、なぜか卒業アルバムを見せてくれた。

「この人のこと、ちょっと好きだったんだよね。」

彼が恥ずかしそうに話す顔が可愛かった。

皆、ゲイなら誰もが通った道なのかもしれない。好きな人に「好きだ。」と言えないこうした時代は。オレは新入社員時代がそうだったが、彼は男子校の時だったのだろう。自分はゲイだと認めていなかったとしても。

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Verso

2009-03-23 01:18:24 | 男の生き様
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一つの道をずっと歩んでいる人に憧れた。全くレールから逸れずに真っ直ぐ歩いていくことなど、到底自分にはできなかった生き方だ。そういう方が幸せだとずっと信じて疑わなかった。


回り道をして、ひとつだけ分かったことがある。人は皆、自分が好きではないのだということを。多くの人は自分を好きになる努力をしてはいない。他人から愛されることばかりに力を注いでいるようにみえる。好きな人から愛されることと自分を好きでいることは違う。自分が好きだということは、全ての心の支えになる。嫌なことばかりの一日だったけど、明日も頑張ろうと思えるのは自分自身なのだから。


一つの道をずっと歩んでいる人に憧れない。それは一つの生き方に過ぎないのだから。
(mixi日記2009年03月12日より抜粋)

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