香光のいけばな記

香光がお稽古、研究会、花展などでいけた作品をアップ。
友人の作品や感銘を受けた作品、生徒の作品も紹介。

2012年1回目 お稽古

2012-01-13 21:33:41 | Weblog
正月は松等使った堅い感じの花だったので、今回は思い切って春らしいチューリップの生花にしました。
庭のチューリップはまだ芽が出るかでないかというところですが、花屋さんには既に出回っているのです。温室でしょうか?

    


本勝手と逆勝手で、小さめの花器でかわいらしくいけていただきました。
真は花ですが、副と体は葉で表現しています。
今回は花3本ですが、2本でもOKです。その場合は、副は葉だけになります。


チューリップは生けておいても伸びてくるし、光の方に曲がっていきますから注意がひつようです。時々直してやらないと、すっかり向きが変わっている場合があります。

でも、かわいいですよね。
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新春を寿ぐ 万年青

2012-01-13 21:21:10 | Weblog
万年青は文字の通り、1年中葉が青く枯れないので祝儀の花とされています。
1年目の葉の内側に2年目の葉が出て、内側に内側に新しい葉が出てきて親が子を守るようになっています。真っ赤な実も艶がありとても美しいつぶつぶです。
生花の中では、伝花として特殊な生け方をし、真副体ではなく、
立ち葉、露受葉、流し葉、前葉、実の向こうの葉と呼びます。
本来は石穴にいけますが、剣山でいけています。



これは、生徒さん自宅の庭にあったものをいけています。
花屋さんで購入するものより葉のねじれなど風情があり、良い花がはいりました。


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正月用の盛り花

2012-01-13 21:10:55 | Weblog
年末最後のお稽古では正月用の盛り花をいけていただきました。

<シべリアン・リリー  千両 デンファレ 松 枝垂れ柳>








同じ花材ですが、三人三様の仕上がりになりました。

枝垂れ柳がおおらかに伸びやかさを表現しています。
風情のある松は山で取ってきたものです。
千両と松が入ると正月らしくなります。
ピンクのデンファレが華やかですね。
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水仙立花

2012-01-13 21:05:12 | Weblog
水仙をご近所の方から頂きました。
とても長い三尺水仙ですので立花に挑戦しました。
葉先2センチまで20番か22番の針金を通して自由自在に葉先を操ります。



前置きと流枝の座は寒菊とし、
スマートなフォルムであっさりめの立調としました。
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2012年1回目自由花

2012-01-13 20:31:40 | Weblog


新年最初の自由花もチューリップです。
<赤柳、チューリップ、ソリダコ、レモンリーフ>
線の斜め、基本2(挿し口を広げる)花形です。

伸びやかな赤柳に同調して伸びるチューリップ。
ソリダコが彩りを添え、レモンリーフで引き締めています。
赤柳は細い線ですが、べたっと平面的に並べるのではなく、前後にも大きく空間をとって生けると奥行きのある作品になります。
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