この鋳物の急須を知ったのは奥山清行という
フェラーリのデザインを手掛けた唯一の日本人ということで
TVの番組を見たのがきっかけでした。
帰国してふるさとの伝統的な鋳物や木工工芸を世界に
紹介し、その販路を広げたとのことでした。
生まれ年が同じというこもあって勝手に親近感を持ったという次第です(^_^;)
先月母が他界し、もうすぐ法事ということもあって、
こういう工芸品を愛した母を偲んでもらおうと
この急須を手配したというわけです。
実物は想像以上に小ぶりでしたが、しかしそこは鋳物、
小さくてもどっしりとした風格あるモノでした。
取っ手の部分が金箔を貼ってあるものですから
取扱いは丁寧にしないとヤバイです。もちろん食洗機なんかは
もってのほかです。
考えてみたら漆器をそんな扱いをする人はいないですから
便利に慣れすぎている自分に 喝!