生前母が愛した烏城彫り(うじょうぼり)です。
お盆や手皿、重箱にティシュケースと様々な作品群です。
しばらく押入れの中に眠っていたので汚れやカビが出ていました。
法事の朝、子供たちで丁寧に拭いて虫干ししているところです。
晩年は目がついていかないと愚痴っておりましたが
こうやって一堂に並べてみるとけっこうな数を作っていたものです。
これ以外にもダンボールに入って埃を被っていました。
兄弟や甥、姪それぞれに形見分けに持って帰ってもらい、
普段の道具にして母を偲ぶことにしました。
真ん中にある「和」という盆がはじめての作品で、
彫刻刀の使い方を練習するものだそうです。
それを知った上でみると、彫が揃っていないので
なんかかわいい感じがします。