室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

滝野川サロンコンサート

2013-05-24 04:05:08 | 日記
北区の医療生協主催で、友人の河野肇氏プロデュースの『サロンコンサートat 滝野川会館』に、友人のジャズプレイヤー達が出演するので聴きに行きました。


        


        セッティング、サウンドチェック中の風景。

        


        プロデューサーのご挨拶。

        


        出を待つプレイヤー達。

        


        I Got Rhythm からスタート。

        

        
        テナーサックスと、曲によってクラリネットに持ち替えの広津誠氏。

        
        
        口数少なく上品な佇まい。太メロだけでサマになるジャズ魂は流石です。


        
        コルネットとヴォーカルの下間哲氏。

        

        味わい深い歌心とサービス精神で観客を魅了します。


        
        肩の張った大きめのウッドベースを公共交通機関で運搬の小林真人氏。

        

        レパートリー、知識、経験の質と量で、すでに若き重鎮です。



        リーダーで司会進行はギタリスト阿部寛氏。

        

        選曲、演奏、持ち上げては落とし乍らも嫌みのない名司会は、そこらの落語家の上を行っています。
        

        
        自然と手拍子が出たり

        


        『浜辺の歌』を皆さんで歌ったり

        


        すっかりリラックスして楽しんでいる観客の様子を愉しむ演奏者たち。

        


        

        


        

        


        

        
        (舌でてる?)


        

        



        

        

        

        


        

        

        


    トラディショナル・ジャズと言ったり、オールドジャズ、ホットジャズなど、色んな呼び方がある古いジャズ。

    戦後、日本の歌手がカバーしてヒットした曲など、どなたもご存知の曲が多く演奏されましたが、それだけに

    スタイルに拘った、良く聴き合う室内楽っぽい、まさに『クラシック・ジャズ』の芸術の域に達した演奏。

    文化的な意味に於いても貴重なコンサートでした。




        

        


        

        大変盛り上がり、予定していた以外のアンコールにもお応えしていました。


        
        


        暫く余韻に浸るお客様を送り出して、お世話になった医療生協のスタッフにご挨拶した後は・・


        結局、やっぱり打ち上げ。

        楽器が大きい小林さんを除いて、一、観客に過ぎないワタクシも少しだけご一緒させて頂きました。


        

        《あごおとし》というメーカーの明太子が一番好きでした。


        

        お疲れさまでございました。