長岡育英センター・ブログ

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サンタクロースっているんでしょうか?

2004-12-24 23:46:03 | 川上のひとりごと日記
クリスマスイブですね。

いつから、クリスマスイブが特別な夜じゃなくなったのか、
ちょっと悲しくなる夜です。

昔はすご~く特別な夜だったはずなんだけど。

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きょうは音楽教室でしたが、終わってからも子ども達は
クリスマスイブとか、サンタさんとか、プレゼントとか、
ケーキの話とかで持ちきりでした。

とりわけ興味深いのは、みんなが黒いサンタが来るって
言ってること。

先日のトリビアでも言ってたから、よけい有名になったの
だけど、ヨーロッパには赤いサンタの他に、黒い衣装で
子供を連れ去るサンタがいるという話。

それは拉致だろうとか思いながら、なまはげのようだとも
思い、洋の東西を問わず、悪い子をおどかすためには
何らかの「脅威」が必要なんだなぁと思ってみたりしました。

うちですか。うちもムスメが言うこと聞かないときは、
最近は黒いサンタですが、これまでは「オバケが来るよ!」
でおどかしてました。

こんな大人の常套句が、子どもの怖いものを決定してしまうんだなぁと
複雑な思いを感じました。

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ところで、音楽教室後のおやつの時間にみんなと話していました。

「クリスマスってなんなんだろうね?」とか、「サンタクロースって
なんでみんなのところに来るの?」とか、「どうしてプレゼントを
配るの?」とか、「どこからサンタは入ってくるのかな?」とか、
「サンタ見たことある?」とか。

8割以上の子ども達が、…いや、9割くらいかな、サンタクロースを
本当にいると信じています。素晴らしい。これはかなり良い確率だと
川上は思います。なにが「良い」なのかはわからないけど、見えないものを
信じることができるって、素敵なことだと思いませんか。

ちなみに、川上はサンタクロースの存在は、信じています。
本当に。子ども達の目の輝きを見たら、きっと彼らの心の
中には間違いなく本当のサンタはいるのだろうし、

子ども達は、ものすごくサンタクロースに興味はあります。
でも、わたし達大人は的確にその疑問に答えることができません。
それは、わたし達大人もサンタクロースを見たことがないから。

でも、見たことがないからといって、それはサンタクロースが
いないことの証明にはならないのですよ。ね。


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「サンタクロースっているんでしょうか?」という本があります。
薄くて、すぐ読めてしまうんですが、とても大好きな本です。

1897年、アメリカの新聞社に8歳の女の子が「サンタクロースって
いるの?」という疑問を手紙で質問しました。それに、新聞社が
答えた「社説」を翻訳したものが本書です。


その本を参考にすると、こういうことで、サンタクロースは確かに
いるのですということができるのです。

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【以下、要約抜粋】

サンタクロースがいないという人は、目に見えるものしか
信じないのです。自分のわからないことはみんなウソだと
決めつけているのです。

でも、人間が頭で考えられることなんて、大人でも子どもでも、
もともと限られているのです。この限りなく広い宇宙では、
人間の知恵は、アリのように小さいのです。

この世の中に、愛や、人への思いやりや、まごころがあるのと
同じように、サンタクロースもたしかにいるのです。

サンタクロースがいなければ、わたし達人間の味わう喜びは、
ただ目に見えるもの、手で触るもの、感じるものだけになって
しまうでしょう。

サンタクロースは見た人はいません。
けれども、それはサンタクロースがいないという証明には
ならないのです。

この世界でいちばん確かなこと、それは、子どもの目にも、
大人の目にも、見えないものなのですから。

この世の中にある見えないもの、見ることができないものが、
なにからなにまで、人が頭の中でつくりだし、想像した
ものだなどということは、けっしてないのです。

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この本を読んでから、川上はサンタクロースは間違いなく
いるのだと思っています。マジです。

ぼくもそろそろ眠って、サンタの来るのを待ちたいです。

あっ、サンタクロースはもうすぐそこまで、みんなの家の
すぐ上まできっと来ていますよ。

ほら。目を閉じて。耳を澄ましてごらん!


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ガンバロウ長岡!!!
 メリークリスマス長岡!!!
  がんばれサンタクロース!!!
by 川上