長岡育英センター・ブログ

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母の日の父と娘の会話

2005-05-09 08:36:33 | 川上のひとりごと日記
昨日は母の日でした。
お世話になっているお母さんに、皆さんも何かしましたか?

実家の母に花を買おうと、ジャスコの花屋さんに行きました。
ところがはじめて見るような行列。1坪ほどの店内に、お客さんが
10人近く。大混雑なのでした。待ち時間はおよそ15分。

買いに来ている人達は、様々でした。
20代くらいの若い女性が2~3人。
仕事帰りの男の人、自分と同じくらいの年齢の人が数人、
スケボーに乗ってきた兄ちゃんが1人。

と、そこにお父さんと女の子、男の子の家族が入ってきました。

女の子がお母さんにどうしても花を買いたいと言います。
お父さんが、「気持ちは嬉しいけど、まだ子どもだし、
花は高いから、絵に描いた花とかで良いよ」と答えます。
しかし、女の子は「どうしてもこの花が良いの」と、
カーネーションを指さし譲りません。

このお父さんも女の子も優しいなぁと、川上は感じました。

お父さんは、大切なのはモノじゃなく心なんだよと子どもに
教えているし、女の子の方も、それはわかっているが、
きょうはどうしてもカーネーションを贈りたいと言っている。

川上はその後、花を受け取り店を出たので、女の子が花を
買えたのかどうかは知りませんが、優しい心はきっとお母さんに
届いたと思います。

花を贈るという行為は、もらう側の人の気持ちを優しくする
だけでなく、買って渡す側の気持ちも優しいものにしてくれる
のですよね。

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まだ幼い少年時代を過ごしていた頃の川上も、母の日に
カーネーションを買ったことがあります。

それは中学時代(どこが幼いんだ!)、一緒に遊んでいた
悪友と街に繰り出し、少し帰りが遅くなりました。
夕食の時間になったのはわかっていましたが、友達と街を
闊歩するのが楽しく、外は暗くなっていました。

そろそろ帰らないと…と思っていると、道行く人たちが、
母の日のカーネーションを持ってすれ違います。
「そうだ、その手があった」と、一輪のカーネーションを
デパートの店頭で買いました。

母に怒られるのを覚悟で家の玄関で「ただいま」と言い、
家に入ると、案の定母の怒り声。
「あんた、何時だと思ってるの!」予想通りの展開。
まずい、そこでイタイケなマサノリ少年は背後に隠していた
一輪の花を差し出し、
「母の日でしょ。この花を買ってきた。だから遅くなった。」
と言いました。前半は本当だが、後半はウソ。口から出任せ。

しかし、これが効いたのだ。怒っていた母は、つり上げた
眉を下げて笑顔になり、
「あら、そう、ありがとう。へー。(笑ニコニコ)」となったのです。

ウソみたいな本当の話。

花はもちろん、もらった人の心も優しくする効果があるのですね。

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みなさんは、どんな母の日でしたか?

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ガンバロウ長岡!!!
 ガンバロウ育英!!!
by 川上