重粒子線治療患者の生きた証し by imas

前立腺ガン患者の平凡な日々を綴ります

アド街ック桐生 その10

2011-11-19 13:12:57 | アド街ック桐生
ゑびす講

本日は桐生人にとっては、年に2度わくわくする行事のひとつの「ゑびす講」を紹介します。
ちなみにもうひとつは夏の「桐生まつり」です。
午前7時の合図の花火とともに、もうわくわくしています。その為に記事も長くなります。ご容赦下さい。

関東一社桐生西宮神社の秋季大祭「ゑびす講」は毎年11月19日・20日の2日間、西宮神社周辺で行われます。
今回で111回目です。昔は2日間で70万人の賑わいでしたが、今では20万人に落ち込んでいます。
桐生西宮神社は、兵庫県の西宮本社の直系分社として、明治34年11月20日に関東一社分霊が行われた。
ゑびす講は、11月19日が「宵祭り」、20日が「本祭り」とされ、西宮神社の例祭として、商売繁盛を願う
多くの参詣客が関東一円から訪れる、冬の風物詩にもなっている。
参道や周辺の道路には、お宝や熊手を売る店の前で「商売繁盛」の威勢のよい掛け声がひびきわたる。
19日は午前5時頃から夜通し開催、20日は午後11時頃で終了となる。

天気予報のとおり、冷たい雨の開催となってしまい、残念です。
傘をさしてのお詣りは人生53年で、記憶にありません。(たぶんあったはずですが、それほど珍しい事)
夏の「桐生まつり」も雨が降り、冬の「ゑびす講」も雨で、今の日本を象徴していますね。
後ろを見ないで、前を向いて歩みましょう!!

それではご案内します。




桐生市中に張ってあります。



本町通りの雨の中の露店準備です。たぶん「お好み焼き」です。大変ですが、商売繁盛を期待して、頑張りましょう。毎年この場所で買っていますから、何のお店かは長年の経験でわかります。



昨晩に荷卸して、これから準備です。

本町通りより恵比寿通り(参道)の入り口です。





名物「ちんちん焼き」です。長蛇の列になってしまう為に、裏でも焼きます。

それでも30分は覚悟が必要でしょう。


前に紹介しました「勇屋のせんべい」も恵比寿通り(参道)にありますので、準備中です。





我が母校「北小学校」は警備本部に変わります。

この校庭で撮影された、佐藤浩市・柴崎コウ主演の「わがやの歴史」の運動会シーンが思い出されます。

自分が通っていた時には、半日で授業が終わりました。(うれしかったですよ。)



恵比寿通りと山手通りの交わりには「お宝」が必ず出店します。



山手通りの熊手です。




お値段はいくらでしょうか?



お店によって、形や飾りものが違いがあって、飽きませんね。



値段交渉中です。(お安くなりましたか?)


いよいよ神社です。

鳥居をくぐり、右に進んで「桐生西宮神社」、左に折れると「美和神社」です。

朝の参詣でしたので、まだまだ空いていますが、夜になると身動きが取れなくなり
1時間は待つ事になるのではないでしょうか。





善男善女でにぎわいます。





2礼2拍手1礼ですね。



「おすがた」と「たね銭」です。


美和神社





神楽が披露されます。





山手通りには植木屋さんが出店します。(桃栗3年柿8年、買って植えましょうか?)



最盛期のシクラメンもたくさんあります。

JR桐生駅・上毛電鉄・西桐生駅に続く山手通りも露店が両側に並びます。



帰り道の八百屋さんです。



本当の樽抜き柿です。小学生時代の記憶にもあります。もう何年の商いですか?

混雑すると、神社への参道が制限され、この入り口は入れなくなります。



本日のおまけ



矢野商店の板塀です。よく映画の撮影で使用されます。



傷んだところは修繕して、長く使用するのですね。

長々とお付き合い有難うございました。