重粒子線治療患者の生きた証し by imas

前立腺ガン患者の平凡な日々を綴ります

病院の実力「泌尿器科がん」について

2012-01-10 22:32:11 | 新聞記事
今日も寒くて、乾燥していますね。

天気予報では26日間、雨がないそうですが、自身の記録では12月3日(土)から雨が降っていません。

そろそろ、ひと雨欲しいですね。

本日は、1月8日(日)の読売新聞の連載記事「病院の実力」より

前立線がんについて、記事を抜粋します。








前立線がんは一般に進行が遅いこともあり、すぐには治療せず、経過観察することも多い。

最も確実な治療効果が期待できるのは、前立線を取り除く全摘手術。

患者の体の負担を減らそうと、傷の小さな腹腔鏡を利用する病院も多い。

手術支援ロボットも、わずかだが導入されている。

放射線治療は、照射技術の進歩で、全摘手術に近い効果が期待できる。

近年増えてきた「強度変調放射線治療(IMRT)はがんの形に合わせて多方向から強弱をつけて照射できるため、

正常な組織へのダメージを減らせる。

放射線を外部から当てるこれら「外部照射治療」に対し、内部から照射するのが「小線源治療」。

放射線を発する小さな金属を前立線に埋めたり刺したりする。合併症がやや少ない長所がある。



群馬県と他県を比較すると、手術より、放射線治療が多いことに驚いた。

やはり、腫瘍放射線科があることが、その所以であろう。

がん治療は患者の自己責任でどの治療を選択するか判断せざるをえないが、

その中でも、前立腺がんはその選択が幅広い。

それ故に、患者個人の治療に対する知識も必要である。