因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

2023年9月の観劇と俳句の予定

2023-09-03 | お知らせ
 いったいいつまで暑いのか…。一昨日見た映画『福田村事件』(森達也監督/公式サイトはこちら)に甚く打ちのめされ(いい意味です)、心も頭も迷走中の9月はじめです。観劇の予定は次の通り。

*第20回明治大学シェイクスピアプロジェクト(MSP)・ラボ公演 太宰治作 養父明音演出『新ハムレット』公式サイトはこちら これまでのラボ公演については、2022年9月観劇の『短夜、夢ふたつ』のblog記事にリンクあり。今年6月のPARCO劇場公演『新ハムレット~太宰治、シェイクスピアを乗っとる!?~』が某新聞劇評で「企画自体が無謀だった」と酷評されていたのは記憶に新しい。本作は2017年夏、MSPインディーズ・シェイクスピアキャラバン公演で一度観劇しているが(blog記事)、さて今年はどのような舞台になるのだろうか。
*劇団東京夜光 川名幸宏作・演出『fragment』公式サイトはこちら (川名作・演出、演出のみも含め 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10)東京夜光が吉祥寺シアターに登場。 
*文学座9月アトリエの会 アリス・バーチ作 關 智子訳 生田みゆき(1,2,3,4,5,6,7,8)演出『アナトミー・オブ・ア・スーサイド-死と生をめぐる重奏曲-』公式サイトはこちら
*朱の会小公演Vol.3―浅田次郎『夜の遊園地』― 公式サイトはこちら (1,2,2',3,4,5,5',6,7,8
 主宰の神由紀子、常連の高井康行いずれも『玄海灘』公演終わってすぐの出演だ。浅田次郎の『夜の遊園地』を主軸に、向田邦子の傑作エッセイ『字のない葉書』、小川未明の『野ばら』、泉鏡花の『外科室』という魅力的な演目が並ぶ。
*木ノ下歌舞伎 木ノ下裕一監修・補綴 杉原邦生(KUNIO 1,2,3,4,5)演出・美術『勧進帳』公式サイトはこちら 先日参加した早稲田大学演劇博物館主催の「ドーナツプロジェクト」の木ノ下裕一の講座があまりにおもしろく、終了後の休憩時間に速攻予約、遅ればせながら「キノカブ」観劇デヴューとなる。
*劇団民藝公演 ニール・サイモン作 長木彩訳 田中麻衣子演出『ローズのジレンマ』公式サイトはこちら
*秀山祭九月大歌舞伎 公式サイトはこちら
 「二世中村吉右衛門三回忌追善」の副題に「もう三回忌なのか」と。「連獅子」では尾上菊之助の親獅子に、9歳の長男丑之助が子獅子を勤める。
*劇団文化座公演165 三好十郎作 西川信廣(文学座)演出『好日』公式サイトはこちら 合同公演を含めた文化座の三好十郎作品観劇の記事→『稲葉小僧』『廃墟』『その人を知らず』『夢たち』『炎の人』
 本作の主人公は「劇作家三好十郎」その人。

 俳句関連の予定は以下の通りです。
*かさゝぎ俳句勉強会・・・枕詞「ころもでの」、季語「秋の暮」
*十六夜句会・・・「芋」「虫売」
*金星句会・・・「茶立虫」「草紅葉」

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