タツノヒノエ

神仏への道-神社仏閣巡りから、古代の神々との出会い

神前のお勤めと、仏前勤行・・・

2023-05-22 18:21:59 | 日記

うちの神棚は二階にあります。

神前の御供え (ご神饌) は、神道の基本的な御神饌ではなく、有縁の宮司に「それでいいですよ」とOKいただいた御神饌。

神棚の前に、二つの長三宝を置いて、後ろ側が御菓子 (週一で取り替える。長三宝の上にお皿置いて、その上に御菓子) 、手前側が、「水玉」「ペットボトルのお茶」「お酒」。このうち毎日取り換えるのは、「水玉の水」のみ。瓶子に入れた御神酒は、月二回くらいお供えする。

本来の神道作法ではないのであるが、宮司が「それでいいですよ」と言われるので、そうしています。

燈明はお勤めする時に、神道用電飾灯を点けています。

神前のお勤めは、祓え詞と大祓の詞と、崇敬会員の石切劔箭神社の「祈りのことば」を唱えています。

祓え詞と大祓の詞は、前述しているように、地元の宮司から時々唱えてくださいと、コピー紙の大祓の詞をもらってからです。(そのコピー紙は返しました。元から大神神社の神拝詞をもっていたので)

・・・仏前勤行は・・・うちは高野山真言宗ながら、古くから真言宗智山派・成田山大阪別院の不動明王を信心しているので、成田山勤行次第を唱えています。

「仏説聖不動経」「南無三十六童子」「諸尊ご真言」「不動明王ご真言」「諸大明王・十二大天・天部諸尊・日本国中大小神祇」ほか。不動明王真言は、大呪、護身呪、加護住所も、「なぜか」唱えられるので唱えています。昔、高野山の三嶋天狗堂で買ったお経に載っていて、読んだら普通に長い陀羅尼も唱えられたので唱えています。過去世からの宿因でしょうか? 

父母が亡くなり、わが人生最愛の愛猫が亡くなってから、まじめに「回向 (えこう) 」の勤行もするようになりました。

般若心経又は舎利礼文又は十句観音経、たまに妙法蓮華経観世音菩薩普門品偈、十三仏、光明真言、弘法大師ご宝号、回向。お供えは、お仏飯とお水。御菓子は週一で御供えしています。一週間お供えして、新しい御菓子と取り替えます。

燈明は電飾灯です。仏花は生花じゃなく、常花をお供えしています。塗香は塗っています。

線香は、「胸がむっと」来るので、勤行後に御供えしています。

人生、晩年に差し掛かって、まじめに神仏のお勤めをするようになって・・・色々智慧を授かるようになった「気が」します。

今の日本は、神仏いずれも、特に神社は、「御利益参拝」が主流ですが、神社・仏閣いずれも、「神仏との御縁を授かる場所」であり、また、「神仏の御縁を授かる」以上の宝は無い・・・と思うようになってきました。

特に神前で祝詞を唱えるのを続けていると、不思議と色々な智慧を授かっているような気がします。

今日、今年初めてイカルの声が聞こえました。姿見えなかったので定かではありませんが、澄んだ声でした。

・・・・・


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